もう3週間近く前の話になりますが、1月23日の「イブニング宮崎」と24日の「昼前ほっと宮崎」で、私たちがみやざき犬についてインタビューを受けている様子が『みんなのみやざき犬』というタイトルで流れました。

 

 
私が映っていた事はともかく、あのような視点でゆるキャラを扱った番組は初めてではないでしょうか。
夕方とお昼に流す番組なので優しくのんびりした調子だったものの、よく見ると内容は斬新で、ゆるキャラというものを通して「故郷に対する思い」について深く切り込んだものだったと思っています。
取材をしてくださったNHK宮崎の横山キャスターから聞いた話だと、放送後かなり反響があったそうです。そりゃそうでしょう。
 
放送前、私はちょこっと映っているだけかなと思っていたら、意外にも長く取り上げてくださっており、さらに私のブログまで紹介してくださっていてびっくり。
放送時ちょうど宮崎にいらっしゃりその番組を見てくださっていた宮崎出身の落語家・三遊亭天歌さんからは「寺西さんのドキュメンタリーみたいでした」というお言葉を頂きました。(笑)
 
あの映像は、12月17日~27日の宮崎滞在中、私がみやざき犬のイベントに行っていた時にインタビューを受けていたものです。
12月17日の滞在初日に青島のイベントに行っていた時、たまたまNHKの横山キャスターからインタビューを受け、その後、21日と25日に宮崎空港で行われたイベントに行った時でもインタビューを受けました。
つまり私の出ていた映像は計3日のイベントでインタビューを受けたものを編集したものなわけです。
 
番組では私を含め次の3人がインタビューを受けていました。

 

・みやざき犬アテンド・司会のレイおねえさん、こと、木下怜さん
・みやざき犬ファンのYUJIさん
・みやざき犬ファンの私

 


長い間宮崎を離れていたレイおねえさんは、たまたまテレビでみやざき犬を見て好きになり、みやざき犬と仕事がしたくて宮崎に戻ってきた、ということを私はこの番組で初めて知りびっくり。

 

 

 

私はYUJIさんの作った映像をYOUTUBEで見てみやざき犬を好きになりました。そのYUJIさんは最初みやざき犬を見て「何だこいつら」と馬鹿にしていたものの、のんびり・ゆるゆるで優しい「宮崎らしさ」を、見た目だけでなくいろいろな事で体現しているみやざき犬に次第に惹かれていったそうです。そして、そんなみやざき犬を追いかけているうちに、自分が住んでいる宮崎そのものの良さを感じるようになり、宮崎をどんどん好きになっていったそうです。私はその事も初めて知ってまたびっくり。

 

 

 

 

私も、YUJIさんがYOUTUBEにUPしたみやざき犬の映像を見ているうちに、宮崎で過ごした少年時代に対する暗くて閉塞感を伴ったイメージが次第に柔らかい光に包まれたようなほんわりとしたものに変わっていきました。これは自分でも不思議です。

 

 

 

 

 

インタビューをしてくださり映像の製作もした横山キャスターが、そんな我々のみやざき犬に対する気持ち、そしてみやざき犬の不思議な魅力によって故郷・宮崎に対する我々の気持ちが変わっていったことをしっかりと伝えてくださったのは本当に嬉しかった。
 
番組で横山キャスターがおっしゃっていた通り、みやざき犬のひぃ君、むぅちゃん、かぁ君は、我々にとってまさに「人(ひぃ)と宮崎を結(むぅ)ぶ懸(かぁ)け橋」。

 


映像に出ていた宮崎空港のジェット・スター就航イベントにおいて、みやざき犬は手荷物検査場の先の搭乗口付近でグリーティングを行い、搭乗手続きをした人「だけ」みやざき犬と触れ合えることになっていました。
搭乗手続きした人限定のイベントであることはみやざき犬のホームページで示されておらず、何も知らず空港に行った我々がみやざき犬を見ることが出来なかった様子もしっかりと放送されていました。
取材してくださった横山キャスターをはじめ、NHK宮崎の皆さんは「これは酷い! 何でちゃんと知らせないんだ!!」と怒り、この事実をあの映像で報道しただけでなく、関係者に「こんなことがあってはみやざき犬ファンの方々が悲しみますし、みやざき犬、そして宮崎の印象も悪くなります」と注意してくださったそうです。
宮崎の地上波民放2局はどちらも宮崎県(県庁)がスポンサーになっている番組を持っているから、こういう県庁職員の機嫌を損ねるようなことはできないだろうなぁ。
この辺はさすがNHK宮崎。
 
番組では私がみやざき犬について書いたブログも紹介してくださっていましたが、そのブログはこちら↓です。

宮崎滞在記Ⅱ 2日目 宮崎国際音楽祭「みやざき犬」
https://www.google.co.jp/…/gamp.ameblo.jp/theremint/entry-1…
 
みやざき犬の魅力は、みやざき犬そのものやスタッフの方々が「このキャラクターで宮崎の良さを表そう・伝えよう」としているところ「だけ」ではないと思います。
ファンの方々もそんな思いを受け止め、一緒になって「みやざき犬」というキャラクターを育てているという、関わっている人たちみんなに宮崎らしい優しさが感じられるというところにみやざき犬の魅力はあるのではないでしょうか。
この映像の取材・製作をされた横山キャスターは、そんな「みんな」の思いをしっかり受け止め、伝えてくださりました。
『みんなのみやざき犬』というタイトルは
「みんなの大好きなみやざき犬」「みんなの友達みやざき犬」
というだけではなく
「みんなの思いが込められたみやざき犬」
という意味も込めてつけてくださったのだと私は思っています。

横山キャスター、そしてNHK宮崎の皆さん、本当にありがとうございました。
 
みやざき犬がこれからもずっと宮崎の良さを体現し続け、それを見て宮崎を好きになる人がさらに増えますように。
そして宮崎が、これからも、いつまでも、素敵な故郷でありますように。