今さら、なのですが。
3月10日(木)に、春風亭一之輔さんの落語会に行ってきました。
岩本町にある「ワンドロップカフェ」というところで行われた落語会です。
開演ギリギリに行ったので満席に近い状態でしたが、何故か前から2列目のソファが空いていてそこに座ることができました。
開口一番の前座さんは、春風亭ぽっぽさん。
女流落語家の前座さんです。前座さんとは言っても11月に二つ目昇進が内定しています。語りが綺麗で上手で明るい。そしてカワイイ。(笑)
噺は『転失気』。
私は女流落語家というと「キンキン声の女子アナのように落語を喋る」というイメージを持っていたので、ぶっちゃけ、初めて「普通の寄席」として行った池袋演芸場で前座としてぽっぽさんが出てきたとき「げ、初めての寄席で、初めて聴く落語が女かよ」と一瞬テンションが下がりましたが、そのときの『金明竹』の語りがとても綺麗で、子供やおかみさんなんかが出てくると男が語るより心地いい。これで前座かよ、すげぇなと思い、それ以来ファンとなりました。
今回の『転失気』も、小坊主さんがとても可愛らしくって、住職と小坊主さんの語り合いは「まんが日本昔話」の絵を見ているみたい。面白かった。
そして、一之輔さん登場。
開演前に案内・前説をした時には洋服で出てきて「おとなしそうなお兄さん」という感じでしたが、着物を着て出てくるとさすがの貫禄。
1番目の噺は『短命』。
2番目の噺は『不動坊』。
いや、やはり凄いよ、この人は。
これでまだ「二つ目」で「真打ち」ないっていうのが信じられない。
『短命』は、ご隠居さんが面倒臭そうに話すところや、意外に静かで沈黙が多いけどそれがむしろ自然でしっくりくろところとかが、立川談志の『やかん』みたい。しかも声が太くって響くので迫力満点。テレビで見たときも「ドスが効いて迫力あるなぁ」と思っていましたが、生で、しかも前から2列目で見たら凄いよ。
「二つ目」どころか名人の貫禄。噺にグイグイ引き込まれる。
そしてギャグのキレも凄い。「え?!」というようなところで飛び出すギャグに、会場の皆さんドッカンドッカン笑っていました。
語りが上手でギャグも面白い。まさにコンプリートファイター。
本当はもっといろいろ感じたことがあって、翌日にこの日記を書くつもりだったのだけれども、翌日は大震災がきてそのことを書いていたら後回しになっていて、細かいことは忘れちゃいました。
一之輔さん、ゴメンナサイ。(笑)
一之輔さんの落語会にはまた行きたいと思っています。
ということで。
そんな春風亭一之輔さんは、先週の『落語者』に出る予定でしたが、大震災で放送延期。
それが今日(19日土曜日)深夜に放送となっています。
テレビ朝日『落語者』で19日(土)25時55分(日曜1時55分)~で今のところ放送予定。
皆さん、チェケラ!!