最近、買い物の仕方が少し変わった。
以前は「これを作ろう」と決めてから動いていた。スクリーンショットを集めたり、「世界の料理」の本を見てメニューを決めてから、そのために買い物リストを作る。ドラッグストアでも同じで、必要なものをきっちり決めてから行くのが当たり前だった。
でも、そのやり方を少しずつやめてみた。
お店に行ってから、その場で見て決める。旬のものや、なんとなく今食べたいと感じるもの。そういう感覚で選ぶようになった。
すると、不思議と「これじゃなきゃいけない」という縛りがゆるんでいった。
ドラッグストアの買い物も、少し変えてみた。マスクやアルコール消毒、ボディクリーム、お風呂上がりのケアなど、「ちゃんとやらなきゃ」と思っていたものを、一度手放してみた。
やめてみて気づいたのは、「必ず続けなきゃ」と思っていたことの多くは、なくても意外と大丈夫だったということ。
むしろ、「ちゃんとケアしなきゃ」「ヨガしなきゃ」「ピアノやらなきゃ」という小さな“やらなきゃ”の積み重ねのほうが、自分を少しずつ疲れさせていたのかもしれない。
それを少し手放しただけで、驚くほど気持ちが軽くなった。
何かを完璧に整えなくてもいい。
そのときの自分が、ちゃんと選べばいい。
そんなふうに思えるようになってから、暮らしが少しやわらかくなった気がする。