「死んだら楽かな」
・・この思考回路は何とかしないとまずい!
俺の中にある生存本能が目を覚ました。
・・なにくそ!生きるんだ!!
人間は自分の命に関わる出来事が起こると
アドレナリンがほとばしる。自分が本当に死ぬ
かもしれないと危険を感じると力が出るのだ。
別にこれは人間に限ったことではない。
動物には本能としての「生存欲求」がある。
窮鼠猫を噛むという諺がある。
ねずみも窮すると猫にまでも噛みつくらしい。
映画やテレビドラマなんかで
登山家のパーティーが雪山で遭難し、
生きるか死ぬかの過酷な状況下で、
思わず眠りに落ちそうになる仲間に
「おい、寝るな!おい、起きろ!!」
と必死に呼びかけるシーンを見かけることがある。
人間は生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされた時、
その「生命力」が試される。
生命力が強いものは生き残り、
そうでないものは死んでしまう。
いったいこの生命力の源は何だろう?
人間の生命力は何で決まるのだろう?