天命の発見 | 宇宙通訳&ヒプノセラピストのりちゃんブログ

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人生は一度だけではありません。私達には2000回もの過去生があるといわれており、それは潜在意識の中に格納されています。ヒプノセラピーで潜在意識の蓋を開き、過去生を知ることができます。そして今を十全に生きることができるようになります。死をおそれなくなるからです。

おはようございます。

 

私は、昨日、久しぶりにヒプノセラピーを受けました。そこでの気づきを共有させてください。私たちセラピスト仲間には、練習のためにお互いに施術をし合うグループがあるのですが、今回、そこのセラピストさんにお願いして誘導していただきました。

 

私が知りたかったのは、私が毎年秋になるプチ鬱の原因です。10年ほど前から、日照時間が短くなる季節になると毎日のワクワクがなくなり、なんとなく寂しくて涙が出てきたり、仕事や趣味もやる気がなくなってずっと寝ていたくなる。そんな風になります。薬を飲むほどでもなく、日常生活が送れないほどではないのですが、やっぱり辛いのです。

そして日がだいぶ長くなる1月末から2月になると元気になります。なぜかホッとするのです。

 

これはいわゆる「冬季鬱」というものなのかもしれませんが、病院に行って診断を受けたわけではありません。そこまでしなくても大丈夫かな、なんとかなるかなというレベルなのだと思います。

 

前置きが長くなりましが、今回はヒプノセラピーでその原因を探ってみようと思いました。

以前、自分で催眠をかけてみたのですが、その時は、石造りの城門の前に立ってそこに入って行こうとする人物がぼんやりと見えました。その時はそれだけ見えたのですが、今回はその続きらしきシーンが見えてきました。

 

私は石造りの城壁の上に立って城壁の外の雄大な風景を眺めていました。そこは丘の上の城壁に囲まれた中世風の小さな街で私は丘の下を見下ろしています。見渡す限り広がる緑の大地と所々に同じような小さな丘が見えます。

 

 

 

 

以前イタリアを旅行した時に見たトスカナやウンブリアの風景に似ています。

そして、いつのまにか私は、その城壁の街中にある石造りの家のバルコニーに立って外の風景を眺めている30代ぐらいの金髪の女性になっていました。彼女はウールのジャガード織の長袖のドレスを着ていて、割と裕福そうな格好です。

 

顔の表情はわかりません。彼女の考えていることもぼんやりとしてよくわからない。

バルコニーから部屋の中を見ると、居間があり、テーブルの前に冷たい表情をした白髪の女性が私のことを見つめていました。どうも当時の私の母のようです。

ここまで見て、セラピストさんがこの前世の過去に退行して意味のあるシーンに行きましょうと提案してくださりました。

 

すると、窓が天井近くにしかない薄暗い部屋が見えて、ゆりかごにひとり寝かされている1歳ぐらいの小さい私が見えました。

 

周りには誰もいなくて放置されている感じです。小さな窓からは太陽の光が一筋差していました。私はその光を浴びたいと思ってましたが動くことができず寝たきりです。

 

そしてその時、分かったのです。この時の私は何らかの精神的な障害がありそのために座敷牢のような薄暗い場所に両親に可愛がられることもなく放置されていたのでした。そして太陽の光を渇望していたのでした。

 

セラピストさんの誘導で、小さな私を抱きしめて「大好きだよ」と言ってあげました。すると彼女はにっこりと微笑んだのです。

 

そして最後にこの前世の私が亡くなるシーンを見に行きました。60歳の私は、ベッドの上で老衰(?)で亡くなろうとしていました。居心地のよい部屋で、枕元にはお世話をしてくれる女性がいました。

 

そしてその時に私が感じたのは、

 

「自分はこの人生を選んで生まれてきたのだ。障害を経験するために、一人の寂しさを理解するために生まれてきた」

 

と、いうことでした。一生、障害のために外にほとんど出ることがなく石の家の中で過ごした女性。常に太陽の光を渇望していたのでした。

 

最後に彼女の名前を聞くと「マリア」と答えました。

 

そして彼女は亡くなり「中間世」と言われる場所に行きました。いわゆる「天国」です。すると彼女は、白いドレスに白いベールを被った女性になりました。なんと聖母マリア様になったんです。

 

私は、はっとしました。私のセラピストルームの名前は、「ステラ・マリス」。ラテン語で「海の星」という意味です。羅針盤やコンパスがなかった昔、航海を導いてくれたのは北極星でした。ステラ・マリスとは北極星のことで、航海の守り神がマリア様なのでした。

人生は航海のようなもの。それを導いてくれるのがヒプノセラピーだ。私は、そんな思いを込めてセラピールームの名前を決めたのでした。

 

そして私の苗字の「ふなこし」は、文字通り「船で越えていく」と言う意味です。そして今これを書いていて気付いたんですが、名前の「のりこ」の漢字は「規子」。規則の規なんでですが、この漢字には、「コンパス」という意味もあるんです。なんと!ちょっと鳥肌が立ちました(固い名前でちっとも気に入ってなかったんですけどね)。

 

話がそれちゃいましたけど、私のプチ鬱が私をセラピストになるように導いてくれたのだと理解しました。思えば、去年の今頃辛かったとき、色々と模索してヒプノセラピーを習うことに行き着いたのです。やはりこれは私の天命なのかもしれません。

 

ここまで長文を読んでくださってありがとうございました。おかげさまで随分と元気になりセラピーも再開できるようになりました。

 

人生を導いてくれるヒプノセラピー。自分で自分の人生を導けるようになります。ご興味ある方はぜひDMをください。

 

(画像お借りしています)