「怒り」は悪者じゃない~正しい「怒り」の使い方 | 「自分」を生きるための心理学(ビリーフチェンジ)

「自分」を生きるための心理学(ビリーフチェンジ)

生きづらさを手放して、ゆるぎない自分で生きよう。
一度きりの人生だから、命が輝く生き方をしよう。

こんばんは。

心理セラピストの加藤えみです。

 

 

 

先日、継続セラピーを受けていただいている

さゆりさん(仮名)から、こんなご報告をいただきました。

 

 

 

 

職場で、ニガテな女性上司から

仕事の状況を聞かれたときに、

緊張せずに説明できました!

 

 

いつもは頭が真っ白になり、

うまく説明できず、

上司からキツイい言い方をされていたのに、

 

落ち着いて説明したら、

小言もなくあっさり終わりました(笑)

 

 

 

ほかにも、

男性社員からイヤな発言をされて、

今まではずっとガマンしていたのに、

 

ある時、気づいたら「やめてください!!」

と口にしていました。

 

 

 

 

こうやって、クライアントさんの

日常が変化していくのは、すごく嬉しい!

 

 

 

セラピーって、その場で癒されたり

ラクになることはすごく大切。

 

 

なんだけど、最終的には

セラピールームから一歩出た

「日常生活」が変化することがゴール。

 

だと私は思っています。

 

 

 

 

 

 

そして、さゆりさんは

こんなことを仰っていました。

 

 

ニガテで威圧的な上司や
男性社員を目の前にすると、やっぱり怖い。

 

だけど今回は、

攻撃してくる相手から「自分を守りたい!」

っていう気持ちが沸いてきました。

 

 

 

 

 

 

実は、この「自分を守りたい」というのは、

感情でいうと『怒り』の感情です。

 

 

「怒り」って聞くと、

ネガティブなもの、とか

人を傷つけるもの、と思われがち。

 

 

 

 

実は・・・

 

怒りって、ネガティブどころか

ものすごーーーく大切な感情なんです。

 

 

「怒り」は、

・自分の大切なものを守る力

・イヤなことをされた時に「NO」を言う力

・問題を解決する力

・物事を前に進める力

 

 

つまり、私たちが生きていくのに

無くてはならない感情。

 

 

 

 

 

 

 

 

例えば、

 

相手にイヤなことをされたときに、

「イヤです、やめてください」とハッキリ伝える。

 

急な残業を頼まれて、

「今日は予定があるので、できません」と断る。

 

 

会議中、手を上げて自分の意見を発言する。

 

 

草原で、我が子を危険から守るため、

ライオンに立ち向かっていくシマウマのお母さん

 

急に野生の王国ちっくな事例(笑)

 

 

 

これ、みんな「怒りのパワー」を

使っているんです。

 

 

 

 

 

 

セラピーをしていると、

「怒り」を感じたり、表現するのがニガテで

ガマン強い方がとても多いです。

 

 

もれなく私も、怒りを感じたり

表現するのがめっちゃニガテだったのですが、

 

それには理由があって、

「怒りイコール攻撃」だと思っていたから。

 

 

 

 

 

私の母は、気分のムラが激しく、

急にヒステリックに怒鳴りだすこともしょっちゅう。

 

昨日と同じことをしているのに、

昨日はよくて、なぜか今日は怒られる。

 

 

子供の私にとって、

そんな母の姿は、とても怖かった。

 

と同時に、目を吊り上げて

怒鳴り散らす姿って、みっともない

 

とも思いました。

 

 

 

このことから、

私は母を通して、

 

「怒りは人を傷つけるもの」

「怒りを表現することは、はずかしいこと」

 

と学んだのです。(無意識にね)

 

 

 

 

 

 

でもね、私の母親のヒステリーは、

「怒り」じゃなくて「攻撃」です。

 


ほかにも、

・家の中に大声で怒鳴る人がいた

・父親(母親)が手を上げる人だった

・いつも両親がケンカをしていた

 

 

などが原因で、

 

攻撃を怒りだと勘違いして、

「怒りは悪いもの」と思い込んでいる方、

すごく多いです。

 

 

って、私も心理を学んで「怒り」と「攻撃」の

違いを初めて知ったときは、衝撃でした。。

 

 

 

 

 

 

ん?何が違うの??

と思ったあなたのために、おさらいですニヤリ

 

“攻撃は、人を傷つけるもの”

“怒りは、自分を守るためのもの”

 

 

だから、相手に、

自分の気持ちをぶつけるんじゃなくて、

自分の気持ちを冷静に伝える

 

のが正しい怒りの使い方。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちは、オギャーと生まれた時には

「怒り」をちゃんと表現できていたはず。

 

ちなみに、オギャーって泣くのも

怒りのパワーです(笑)

 

 

 

もう一度お伝えすると、

「怒り」は決して悪者じゃない。

 

むしろ、これまであなたを守ってくれた、

大切な大切な味方なんです。

 

 

 

 

 

私は、「怒り」がうまく使えるようになったら、

悩みの解決が一気に進みました。

 

 

なんていうか、今までずっと

自分の人生がうまくいかないのを

周りのせいにしていたけど、

 

 

よし、やってやろうじゃなか!

自分で人生を切り開いていくぞ!

 

っていうスタンスに変わった。

 

 

この時から、

自分の人生に対する姿勢とか、

生きる態度がガラリと変わりました照れ

 

 

 

 

 

 

もし、今あなたが、

 

長年の苦しみから抜け出したいはずなのに、

なぜか困難の渦中にとどまっている。

 

「人生を変えたい!」と思いつつ、

一歩踏み出すのを躊躇してしまう。

 

 

だとしたら、その壁をぶち壊して、

新しい世界へ飛び込むのに必要なのは、

「怒り」のパワーかもしれません。

 

 

 

 

 

 

4月に開催される

「ビリーフチェンジ短期集中講座」では、

 

「怒り」「悲しみ」「恐れ」の感情について、

体感ワークを交えてお伝えしていきます。

 

 

 

・「怒り」を表現するのがニガテ

・頼まれるとイヤと言えない

・自己主張がニガテ

 

という方はもちろん、

 

 

人生を変えるパワーが欲しい!

という方には、ぜひおススメの講座です。

 

 

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さて、長くなりましたが、

 

「怒り」はもともと

持って生まれた自然な感情です。

 

 

 

まずは「怒り」と

友達になってくださいね。

 

そうすれば、あなたが

もっと楽で自然な人生を手に入れるために、

いつでも味方してくれるはずです照れ

 

 

 

今日も最後まで読んでいただき、

ありがとうございます

 

加藤えみ

 

 

 

 

 

 

(社)日本プロセラピスト養成協会HP

ビリーフチェンジって何?という方はコチラニコニコ

http://pro-therapist.or.jp/limiting-beliefs/

 

 

 

 

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照れ