ベリーカードを知ってますか? | 東京新宿・はり灸 あん摩マッサージ指圧 テラフィあけぼの橋

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中学高校生時代ですが、ラジオを聴いて受信報告をすると、ラジオ局からカードが届きました。
モスクワ放送や北京放送、ラジオオーストラリア、ボイス・オブ・アメリカ、 日本の放送局でもNHKでもカードが発行されました。半世紀以上前にラジオを受信して受信報告をすると送られてきたカードのことです。

 

 

平壌放送もあったのですが、当時、韓国と北朝鮮は険悪の中で妨害電波をお互い出していて、受信することが叶いませんでした。
ベリーカードは、放送局からリスナーへの感謝の気持ちを伝える貴重な記念品 でもありましたが、どちらかと言うと、自国の電波がどれほど飛んでいるのか、調査目的のような気がします。

 

当時私は北海道にいたのですが、太陽が沈まないと電離層の関係でラジオの電波が届きません。

ほとんど砂嵐でした。太陽が沈み始めると、東京や関西の電波がやっと飛び込んできます。

朝方までラジオ聞いたのが懐かしいです。

 

しかし、 いまやメールやSNSで簡単にやり取りできる時代です。
ベリーカードはもう時代遅れになってしまったのでしょうか?

調べてみたらまだありました。

今ではラジオもインターネットで聴く時代になりました。私もradikoでラジオを聴いています。

 

ベリーカードは、正式には「受信報告書」と呼ばれます。

受信報告書とは、ラジオ受信者が放送局に送る手紙のことです。

手紙には、受信した日時や周波数、放送内容などを記入します。

放送局は、その手紙に対してベリーカードを返送します。

 

 ベリーカードには、放送局のロゴや番組名、放送内容、受信者の名前や住所などが記載されています。

放送局の電波到達状況を把握するためにも役立っていました。

多くの受信報告書を集めることで、放送局は番組の人気度やリスナーの分布を知ることができました。

 

 ベリーカードは、1950年代から1970年代にかけて最盛期を迎えました。

当時はインターネットやSNSがなく、ラジオが主要なメディアでした。

ラジオファンは、世界中の放送局からベリーカードを集めることに熱中しました。

特に海外の放送局から届くベリーカードは貴重でした。 

 

 

1990年代以降はインターネットやSNSの普及により、ラジオの影響力が低下しました。

受信報告書の請求方法もメールやウェブサイトに変わりました。

そのため、ベリーカードを送る放送局は減少していきました。 

調べてみたのですが、ベリーカードを発行している放送局は少なくなっていますが、今でも大切にコレクションしているファンは多くいます。