ブルータス、1981年8月5日発売| 人生を悦楽する男たちは、みんな不良少年だった | 東京新宿・はり灸 あん摩マッサージ指圧 テラフィあけぼの橋

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藤田嗣治、バロン薩摩に混じって伊集院公威という人が紹介されていた。

九州に生まれ、学生運動に、当時高校時代から示現流を学び、やくざと渡り歩いたと言う触れ込み。九州に居られなくなり、東京大学に入学。学生運動で機動隊と渡り合い日本に居られなくなり、アメリカに渡り、当時のベトナム戦争にパイロットで参加。
終戦後 大学の数学科に入学、日本に帰り陶芸家となる。


こんな凄い話がブルータスに載っていた。
当時読んだ時はちょっと興奮したものだ。こんな人がいるのかと。
しかもブルータスが取材した人だ。


数年後にバイト先のホテルで伊集院さんがお客さんとして来ていた。

 バイト先を辞めた1年後ぐらいに「伊集院公威作品集」 を古本屋で手に入れた。

 伊集院さん、頑張ってるなぁと思ったら、週刊新潮か文春に取り上げられていたのが兄弟子の作品を自分の作品として売っていたと言う記事。 

後々いなくなってしまうのだけれども、全くのでっち上げの詐欺師ということが、わかりました。

 

 

この作品集と ブルータスを持っていましたが、古本屋さんに売ってしまいました。

作品集の中の文章も、なかなか数学者っぽくて、また 超有名人の紹介文が序文であったりして、ドンダケ人を騙しているんだろうと驚きます。

 

作品集は、東京芸術大学の生徒が捨てたものを拾って、銀座で個展などを開いたそうです。
何度かお店に来、されましたが、当時の私の感想としては、いつ陶芸をするのだろうと言う疑問がありましたが、天才は 超人的に凄いんだろうなとは思っていました。

時間には限りがあるので、無理なものは無理なんだろうなと今は思います。



ファントムに乗った写真もブルータスに紹介されていましたが、ちょっと詳しい人の話では、米軍基地でハウスボーイをしていて、おそらくその時のパイロットが乗せてくれたんではないかと言う話でした。 

伊集院さんは、ランドローバーに乗って、筑波大学医学部教授として出没しているという話を風の便りに聞きました。

 

 

 

人は学歴や職歴に騙されちゃいかんなという例です。それを有効活用した詐欺師でもありました。

 

3、 40年前のブルータスやポパイは刺激的な本でした。