2年前に偶然迎賓館に入る機会がありました。
散歩中に正門から人が出入りしているのを見て、興味を持ちました。
見学できるのは、知っていましたが抽選だと思っていました。
正門で覗いていると守衛さんに教えてもらった入り口から並んで入場料を払い、セキュリティチェックを受けて中に入りました。
迎賓館はとても豪華で歴史的な建物でした。
特に興味を引いたのは屋根です。
屋根に甲冑を身に着けた武将がいたのはご存知ですか?
とてもオシャレです。
東日本大震災の後に商工会からファックスで募集されていた防衛省の見学ツアーに応募しました。
防衛省は陸軍省として建てられた建物で、東京裁判が行われた場所でもあります。
職員の方に案内していただきながら、約1時間半かけて見学しました。
建物の造りや装飾は当時建築の粋を集めたと紹介されました。
講堂は遠近法を使って作られていて、壇上が、どこからでもよく見えるようになっていました。
見学では、陸軍の遺品や各国から贈られた刀剣なども展示されていました。
特に印象的だったのは、硫黄島から出土した栗林中将の葉書や、加藤隼戦闘隊の隊長のプロペラでした。
戦闘機が好きな私は、感動して見入ってしまいました。
最後に売店に寄って、マニア向けのグッズも見て楽しみました。
迎賓館と防衛省は、日本の歴史や文化を感じられる貴重な施設です。
私はこのような機会を与えてくれた商工会に感謝しています。
また機会があれば参加したいと思います。