コンタクトレンズが「医療機器」ですってことになってから、取り替えるたびに診察があります。
コンタクトレンズ屋さんに併設された眼科なので、ほとんどの方が大した治療は必要とせず、検査したっていう証明のための検査..な感じです。
若い先生は、ほんとにバイト感覚という感じで
「はい、下をご覧くださーい」
「はい、上をご覧くださーい」
で、おしまいなことが多いです。
先生もつまらないんでしょうね。笑
まぁこちらも、どこも悪くないのに余計な診察料払うのがなんとなくヤダなぁって思ってますしね。
でも私の大好きなおばあちゃん先生は、いつもはりきってます!
一年に一度か二度会うだけなのですが
「はぁい、お変わりありませんでしたか?」
と、まず聞いてくださいます。
こんなことでも、関心を持ってもらうのって、うれしいもんですね。
目の乾燥を防ぐ目薬の説明もとっても説得力があります。
『コンタクトレンズつけてるところに目薬つけてもあんまり効かないですよ。
瞬きしない、寝ている時が一番細胞が修復される時。
目の乾燥が気になる時は、コンタクトレンズを外して早く眠ること!
日中に何回もつけるより寝る前に必ず1回がいいのよ!(*^_^*)』
はい、わかりましたっ!
って、小学生みたいにお返事しちゃいました。笑
なんというか、説得力がハンパないのです。
私のためを思って言ってくださってるのが伝わるのですねぇ。
厳しくあたたかくっていうのかしら...。
おばあちゃん先生はきっと、現役を引退されてこのお仕事を引き受けられたんじゃないかなぁ...。
病気じゃなくても、こうして丁寧に診察して、正しいケアの仕方を熱心に教えてくださると、なんとも癒されますねぇ。
ビジネスマンや学生も多い場所柄、心休まる想いをしている方も少なくないかもしれません。
おばあちゃん先生には、ずっとお元気で診察して欲しいなぁ。
年齢を重ねてからの社会的役割ってこういうことなんだろうなぁ...と、私にヒントをくださる方です。