マイケル・ジャクソンの「スリラー」(1982年)が社会現象になり「次のハードルが相当高いな…」なんてエラソーに思っていた当時思春期坊主の私。
"MICHAEL JACKSON BAD FR COVER0001" Photo by Richard Harris
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マイケルがその4年後にリリースした「Bad」の出来も素晴らしく、セールス的にも大成功、私の心配は杞憂に終わりました。
その後「Bad Tour」でマイケルが日本に来てくれて観に行ったことは本当に貴重な財産となっています。
今回ご紹介する「The Way You Make Me Feel 」(1987年)は「Bad」からの3rdシングル。
全米1位獲得のヒットソングとなっています。
「The Way You Make Me Feel 」はハイヒールの女性に恋したマイケルが「君のすべてが好き。君は特別さ」という感じにひたすら愛を語る歌詞です。
明るいメロディと歌詞が良いですね。
恋して心躍るあのフィーリングを歌っているんです。
MVはマイケルが通りを歌い踊りながら女性をナンパする、というマイケルにしては珍しい演出なんです。
「The Way You Make Me Feel 」のMVを観てもそうですけど、マイケルは曲は良い、歌上手い、踊り上手いの三拍子。
「この人以上のスターはいない」と映像を観るたびに思う次第です。
実際、今活躍しているアーティスト達もマイケルのダンスには強い影響を受けていますよね。
"The Way You Make Me Feel" Photo by Kumar McMillan
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「The Way You Make Me Feel 」と言えばですね、マイケルはブリトニー・スピアーズとこの曲をデュエットしたことがあります。
2001年9月7日・10日、マイケル・ジャクソンのデビュー30周年記念コンサート「30th Anniversary Concert Celebration」が行われ、その7日の公演でのことです。
「30th Anniversary 」でもMVのようにマイケルがブリトニーにモーションをかける体でデュエットしております。
ブリトニー・スピアーズがコケティッシュですね。
この頃、ブリちゃんはマドンナとも競演していましたね。光り輝いております。
あと、映像を観ると、観客の肌の色関係なくマイケルに歓声を贈っているんです。
マイケルという存在と歌は「肌の色は関係ないよね」という理想を現実に体現していたと思わされますね。夢じゃなくて。