「ユー・ガット・メール」~すれ違いからのめぐり逢い | ネコ人間のつぶやき

ネコ人間のつぶやき

ご訪問いただきありがとうございます。映画、音楽、アート等々好きな話題を綴っています。

 今回は「めぐり逢えたら」のノーラ・エフロン監督、メグ・ライアン&トム・ハンクス主演「ユー・ガット・メール」(1998年)です。小さな書店を営むキャスリーン(メグ・ライアン)は顔も名前も知らない「NY152」とのメールを楽しんでいた。ある日近所に大型書店が出来たためキャスリーンの店が経営難になってしまう。・・・ 

 

 

 「NY152」ことジョー(トム・ハンクス)も「Shopgirl」ことキャスリーンからのメールを励みにしているのですが、大型書店の御曹司がジョーだったんですね。もちろん互いにそのことを知らないままです。

 

 ジョーを毛嫌いするキャスリーンは「嫌なことがあったのよ」とNY152に報告すると、NY152は時に応援し、時に冗談でキャスリーンを和ませてくれる。キャスリーンはNY152に心惹かれるんですね。

 

 ある日NY152から「直接会おう」と提案されたキャスリーンはドキドキしながら待ち合わせ場所に行くもNY152は現れず・・・。

 

    「めぐり逢えたら」(1993年)

 

 公開当時インターネットでメールというのが先端だったのです。知っているのはハンドルネームだけ、という状況が生み出したすれ違い。

 

 「めぐり逢えたら」もそうですけども、すれ違いはロマンティック・コメディの王道ですね。

 

 本作は気持ちに加えて、気づかずに本人たちが出会っているのにすれ違っている、というね。

 

 相手の容姿や社会的立場を知らないがゆえに、お互いが本当の相手を先に知っていた、というのがこの映画の秀逸なところだと思います。

 

 

「・・・あなたならいいと願っていた。ずっとずっとそう強く願っていた」。

 

 このキャスリーンのセリフを聞きたくなったからまた観たくなりました。

 

「恋人たちの予感」(1989年)

 

 ノーラ・エフロンはメグ・ライアン主演「恋人たちの予感」の脚本も書いていますが、こちらもお勧めですよ。バレンタインにはロマンティック・コメディが似合います。

 

 

猫ランキングに参加中。ぽちっと押してくださると嬉しいです黒猫

            ↓

 


育児・アドバイザーランキング

 


にほんブログ村