自分の右手を、その同じ右手でつかむことはできない | セラピラシス☆オンラインカウンセリング

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セラピラシス事務局の久保です。

 

11月になりましたね。

昨日は文化の日。

すっかり秋も深まって、読書の秋、芸術の秋ですね。

 

最近、ヴィゴツキーというロシアの心理学者について知る機会がありました。

ヴィゴツキーは『心理学のモーツァルト』とも称されているそうです。

芸術の秋にぴったり?



ヴィゴツキーは1896年生まれ。

37歳で亡くなっており、研究期間は10年ほど。

でも、発達心理学で様々な業績を残しています。

 

ヴィゴツキーのメモにこんな言葉がありました。

 

******************

自分の右手を、その同じ右手でつかむことはできない。

自分の右手をつかむための『マジックハンド』が必要だ。


*******************

 

そうですね。

本当に。

右手、どうしたってつかめないですね。

 

『マジックハンド』

これは、考える時や、何かをしようとする時にも必要です。

 

ヴィゴツキーは、思考や行為の『マジックハンド』は

他の人にあると考えていました。

他者ないしは他者の言葉から発生すると…

 

心、精神は目に見えず、分かりにくいのですが

例えば外科なら、誰の目からみても明らかです。

心臓の名医が自分の心臓を手術することは不可能。

 

 

心や精神が、大きな病気になっているのに

自分で何とか治療しようと思っている人…

一生懸命右手で右手をつかもうと頑張っていませんか。

 

家族や友達に手当を頼む人…

大切な人に愚痴っぽい、もう聞きたくないと思われていませんか。

 

放置する人…

明日、明日…といっているうちに、悪くなってきていませんか。

 

 

心理士の先生や精神科の先生でも

心の病気になることがあります。

そんな時、自分自身で治していると思いますか?

無理ですね。


 

 

『心のマジックハンド』になれるのは、

他者ないしは他者の言葉。

お悩みの強力なマジックハンドになれる先生が

セラピラシスには沢山いらっしゃいます。

 

 

 

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