昨日に引き続き、長谷川淳先生にパニック症、パニック障害についてお伺いしてみました。
12ヶ月有病率(12ヶ月のうちに病気にかかる人の割合)が…
欧米諸国では2〜3%、アジア、アフリカとラテンアメリカの国々で1〜0.8%
ということは、100人知人がいれば、1年に1人くらいはこの病気にかかっているということになりますね!!
Q.身近な人がパニック症で苦しんでいたら、どうしたら良いのでしょう…
A.まず、定期的に外出に誘ってあげて欲しいです。
え!そうなんですか?
外出に誘っちゃって良いんですか?
A.パニック発作が心配で外出せず、引きこもり状態になる方もいます。
ただ、友人や家族と外出の約束をしても、ドタキャンになる場合が多いです。
ドタキャンになって迷惑をかけるから、友達と疎遠になり、再び引きこもりへ…。これは悪循環です。
ですから周りの人はドタキャンになっても責めないで欲しいし、その後は腫れ物に触る扱いではなく、定期的に『どこどこ行こうよ』て誘って欲しいんですよね。
なるほどー。
ドタキャンになると、あー、病気なのに誘っちゃったから…
本当は行きたくなかったのかな〜
なんて思っちゃうところでしたけど、そうじゃないんですね!
A.『誘われたけど、ああ行けないなあ』ということなら、そこをターゲットにして認知行動療法をやればいいので。
あ、そこが認知行動療法の出番なんですね。
行きたいところ、叶えたい願望を作るという感じですね。
友だちと家族と約束がある。友だちと家族と◯◯に行きたい。
そういう願望ができますね。
A.友人や家族には定期的な外出の機会をつくってあげて欲しいです。
そうなんですね。
外出の機会をつくることが改善の第一歩。
まずは一緒にスケジュール帳を開いて、出かける約束からですね!
とはいうものの…
実際、ドタキャンドタキャンの連続だったり
誘ってみたものの反応なしだったりで…
それがパニック症。
そんなに上手いこと行かないんですって!!
そんな簡単に上手く行ったら病院なんて行ってないって!!
というお声が。
そうですね、お一人お一人の状況は全然違うと思います。
やってはみたけどダメだった。
やっぱりドタキャンを責めてしまう私がいる…
そんな時は、長谷川先生にぜひご相談ください。
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