速く歩けるけど、
ゆっくりと歩けないという
方がいます。
80代のMさんは、
特にこれといったご病気は
ないのですが、
肺炎で入院し、
足腰の力が弱ってしまいました。
リハビリで、
杖をついて歩く練習を
しています。
スピードはかなり速いんですが、
たまにふらっとします。
そこで、
「ゆっくりと歩いてください。」
と言って、やってもらいました。
すると、
できない。
ふらつきが強くなってしまい、
まっすぐ歩けないのです。
実は、筋力の低い方にとっては
ゆっくり歩くのは難しいんです。
ご存知でしょうか?
人間が歩くというのは、
実は筋力はあまり必要ないのです。
人間の歩行を真似たロボットが
開発されています。
このロボットには、
モーターなどの動力はありませんが、
歩くことができます。
----------------------------------
重力だけで歩ける受動歩行ロボット
- DigInfo TV
http://jp.diginfo.tv/v/11-0217-r-jp.php
----------------------------------
ところが、
ゆっくり歩くときには、
筋力が必要です。
速く歩くときのように、
重力と慣性が使えないからです。
では、
筋力を効果的に発揮するために
どうしたらいいのか?
それが、
足の使い方です。
地面に足をつけたときに、
親指にしっかりと踏み込んでいるか?
これが重要なポイントです。
親指に体重がしっかりと
かけます。
体の動きは全てつながっています。
足のつき方は非常に重要で、
それ次第で他の部分も十分に
力を発揮できるかが変わります。
特に、
親指の使い方です。
足の親指にしっかりと体重がのり
体を支えます。
このとき注意したいのが、
床を蹴ってはいけない
ということです。
床を蹴るのではなく、
踏み込む、体重を支える
といった感覚が大切です。
親指への踏込とゆっくり歩き。
これができるようになると、
普通に歩いても
安定して歩けるようになりますよ!
上記のMさんも、
ふらつかずに歩けるように
なってきました。
自宅に帰るのもまもなくです。
では、次回は
歩くときの杖の使い方について
お伝えしますね!