リハマガ!【健康とリハビリの専門家】矢口拓宇公式ブログ -14ページ目

リハマガ!【健康とリハビリの専門家】矢口拓宇公式ブログ

理学療法士の矢口拓宇が、健康とリハビリについての情報をお届けします。


前回まで、

①一行日記とは何か?

②どんなことを書くのか?

についてお伝えしてきました。


今回は、③どんな効果があるのか?
についてお伝えします。


一行日記を続けることにより、
仕事や日常生活のなかで、
喜びや感動、面白い出来事を探すようになり、
日々が楽しくなります。


私は、
仕事をする意味が見いだせるようになりました。


こんなことがありました。


1月20日
「デイケアに通って、
母は幸せでした。」


デイケアに通っていた80代のSさんは、
はじめのころは


「そんなところに通うのは嫌だよ」


と言っていました。


しかし、
通ってくるうちにお仲間もでき、
週2回、3回と通ってくる回数が増えてきました。


母一人子一人のご家庭。


「娘は一人だから心配」


と、デイではご家族のことを話され、
自宅に帰ると


「デイケアが楽しい」


と話されていたそうです。


そんなSさんが、
肺塞栓で入院され、
3日後に息を引き取りました。


おひとりになってしまった娘さんは、
さぞ落ち込んでいらっしゃるだろうと、
ご挨拶に伺いました。


娘さんは今までのことを語ってくれ、
涙ながらにこう仰ってくれました。


「デイケアさんには、
本当に感謝しています。


最後に、母に楽しい思い出を
作ってあげることができました。


本当にありがとうございます。」


と言ってくれました。


このとき、私は思ったのです。


「ああ、このために仕事をしてきたんだ」



と。


日々の仕事、
施設の仕事は日々同じようなことの
繰り返しです。


しかし、
そんななかの小さな喜び、
小さな感動の積み重ねが、
この瞬間につながっているんだ、
ということに気が付いたんです。


私は仕事で誰かに喜んでいただけたとき、
感謝の言葉をいただいたとき、
私自身も嬉しく思います。


それは、私が与えているだけではなく、
私自身も相手から何かをもらっているんだと
思うんです。


お金以外の、何かです。


あなたの心の中に、
思い出の引き出しがたくさんあると思います。


取っ手のない引き出しを
あけるのが大変なように、
きっかけがなければ小さな出来事を
思い出すことは難しいでしょう。


一行日記は、
いわば引き出しの取っての役割をしてくれます。


小さな喜びがたくさんつまっています。


あなたの心のサプリメントに、
一行日記、はじめてみませんか?
あけましておめでとうございます!


今年もよろしくお願いしますね!




前回は、一行日記とは何か?についてお伝えしました。


今回は、2つ目「どんなことを書くのか?」です。


私は、1つだけルールを決めています。


気持ちが前向きになることしか書かない
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


ということです、


楽しいこと、
面白かったこと、
感動したこと、
感謝の言葉を頂いたこと等々です。


愚痴やネガティブなことは一切書きません。


後で読み返して、やる気が出ることが目的だからです。


例えば、こんなことです。


職場の介護施設での出来事です。


6月3日
面白かった出来事

「3番トイレがつまって洪水です!」
「入れ歯が出てきました!」


10月28日
90代のYさんのひとこと

「何もしてないのに肩がこるなんてねぇ。」
「人生のお疲れが溜まってるんですね」
「そんなこと言ってくれるのはあんただけだよ!」


11月26日
腰の痛かったIさん

「先生、上手ね。
やってもらったら軽くなったわ。ありがとう。」


特に、感謝されたことを書くのはおすすめです。


読み返してみて、
がんばったな、と思えます。


私たちの仕事は、
人に喜んでもらうことをする仕事です。


喜んでもらえて、
感謝してもらえたとき、
私たちも何かを受け取っています。


喜んでもらえることは、
私たちにとっても嬉しいことなんです。


そんな小さな喜びを集めるのが、
一行日記の役割です。


次回は、一行日記を書くとどんな効果があるのか?


についてお伝えします。


さて、前回の続きで、
一行日記についてお伝えしていきます。


一行日記とは何かと言うと、

======================================
一行程度の短い文章で、
その日にあったことを記録する簡単な日記
======================================


のことです。


読み返した時に、


「あ、そんなこともあったな」


と思い返せることが目的です。


ノートや日記帳を用意してもいいですが、
私は手帳のその日ごとのページの
端っこに書いています。


手帳は常に持っているものですから、
いつでも書くことができます。


書くためのハードルをできるだけ
下げることで、継続できます。


簡単な日記なので、
忙しい方、普通の日記が続かない方に
おすすめです。


私は小学生のころ、
夏休みの最終日が嫌でたまりませんでした。


1ヵ月分の絵日記をまとめて書かなければ
ならなかったからです。


「毎日やっておけば苦労しないのに。」
と、親によく言われたものです。


そんな私でも、続いています。


たった一行ですから、


「忙しくて日記なんか書く暇がないんだよね」


そんな言い訳は通用しません。


もう日記を普段書いているよ、
という方にはお勧めしません。


あなたは素晴らしい習慣をお持ちです。


では、次回は
どんなことを書くのか?について
お伝えします。


書く内容について、
コツがあります。