先日、自転車で走っていると、
○○リハビリ病院という
看板を目にしました。
ここ数年、
リハビリ病院が増えているように
感じます。
リハビリ病院は、
”回復期”のリハビリを主に
扱います。
回復期リハビリとは、
脳卒中や骨折などをされた方が、
発症からおよそ半年間、
リハビリのできるところです。
脳梗塞を発症して数年たっている方から、
聞かれました。
「私はリハビリ病院には入れないの?」
残念ながら、入れません。
回復期は、
発症後半年間しか入れません。。
”リハビリ入院”
をしたいなあ、
と思ってもできません。
リハビリ目的で入ることができる施設として、
老健(介護老人保健施設)
があります。
老健には、
理学療法士か作業療法士、
言語聴覚士がいて、
(回復期のリハビリほどではありませんが)
リハビリができます。
在宅で介護をされている
ご家族にとっても、
たまに施設に入ってもらえれば
ちょっと楽になるかもしれません。
ということで、
私は老健を利用しながらの
在宅介護をお勧めしているわけです。
ただし、、、
誰でも老健を利用できるという
わけではないのです。
入所判定というものがあり、
内部の会議で入所の可否が
決まります。
入れると思ったのに不可・・・
なんてなったらショックですよね。
入所が不可になる理由は
大きくわけて次の5つです。
1.あまりに問題の多い認知症
認知症専門棟のある施設なら別ですが、
一般的な老健であれば、
あまりに問題のある認知症の方の受け入れは
難しい場合があります。
介護に拒否が強かったり、
妄想が強かったり、
徘徊で出て行ってしまう可能性があったり
・・・といった場合などです。
2.医療的処置がある
床ずれや胃ろう、在宅酸素療法などの
医療管理が必要な場合は、
受け入れが制限されます。
床ずれは軽いものであれば
受け入れてくれる可能性は高いです。
人工呼吸器などの高度な機器を
使用する場合は難しいかもしれません。
3.定期受診が必要
特殊な病気などで2週間に1回、
専門病院に受診が必要・・・
といった場合、受け入れは難しいです。
老健入所中は、健康保険が使えません。
といっても、
本人に請求されるわけではありません。
老健からの持ち出しとなるんです。
定期受診の医療費となると
けっこうかかりますから、
施設としてはできるだけ避けたいと考えます。
4.薬代が高すぎる
これも同様の理由で、薬代は老健の
持ち出しになります。
いつもかかっている主治医に、
できるだけ薬代を少なくしてもらうように
お願いすると、
入所判定は通りやすくなります。
5.あまりに重い介助量
体格が重く、車椅子に乗せるのに
2人介助が必要・・・といった場合、
受け入れが難しい場合もあります。
移乗用リフトのない老健は多いです。
ただ、
絶対に無理というわけでもないので、
施設によっては受け入れてくれるところも
あるでしょう。
上記のようなハードルをクリアできれば、
入所は比較的簡単です。
施設によっても考え方が異なるので、
いくつかの施設に同時に申し込みを
かけるというのが良いと思います。