『ゴジラ-1.0』は、ゴジラ映画の30作目で、ゴジラ誕生70周年目の制作となる記念作!!!




前作の『シンゴジラ』は現代が舞台だったが、『ゴジラ-1.0』は、1945年〜1947年の終戦直後の混乱期という時代設定。

「-1.0」というタイトルの意味は、敗戦によってゼロになった日本が、さらにゴジラによってマイナス状態に陥るということらしい。


GHPの支配化にあり、政府の力が弱い時代…

民間人だけでゴジラに立ち向かおうと…

銀座に上陸したゴジラに対して、奇想天外な対抗策を立てる…
 



昨今のコロナ禍のときに政府の対応がはっきりせずに、自分たちで命を守らなければならないという世相と重なるような…


そして、今年の元日に起きた能登の大震災のときに、地盤の隆起によりゴジラ岩が陸続きになったという話がリンクする…

 



「呉爾羅」は大昔から小笠原諸島の深海に潜むといわれる怪物。

地下のマグマが引き起こす地震と津波といった自然災害を象徴するような…


さらに、ビキニ環礁の原爆の実験によって「呉爾羅」は巨大化していく〜〜〜

ゴジラは、核兵器による戦争をも暗示する…

天災と人災の両方の脅威は、日本のみならず、世界のテーマ。

『ゴジラ-1.0』はアメリカでも高い評価を受けている。


今回もゴジラは、完全に滅ぼされたわけではない…

 



タツノオトシゴのように小さなゴジラがたくさんいる???

ゴジラは、物質文明を破壊するだけではなく、その後に、何か新しい価値観に目覚めさせてくれる愛すべきキャラでもあるのか…