100年ほど前にフロイトが診察を行ったウィーンの診察室は、亡命先のロンドンのフロイト博物館にそのまま展示されている。

 

 

当時はエジプトの遺跡が発掘されて、考古学ブーム〜〜〜

 

考古学マニアであったフロイトは自らの診察室に多数の骨董を飾っていた。

 

地層のより下の方には古い遺物が眠っているのと同じで、人の心の深層には幼少期の記憶が潜在しているとフロイトは考えたのです。

 

 

フロイトの教えを深めたのが弟子ユング。

 

フロイトのいう個人的な無意識(ユングの用語ではシャドー)のさらに下に人類共通の無意識のフィールドである集合的無意識があるとユングは説きました。

 

 

日本最古の木造建築といえば、斑鳩の法隆寺。

 

斑鳩は私たち日本人に共通する大和心が眠っているいるような場所。

 

法隆寺に吹く風には、何か聖徳太子の時代の残留思念のようなものが感じられるような…

 

 

大陸からやってきた渡来人は、大和の地の穏やかな空気に触れて、

 

頑なな教えを説く一神教(ユダヤ教やキリスト教ネストリウス派)を捨てたのかも…

 

 

法隆寺の大宝蔵院には七星剣という宝刀があります。

 

 

刃に北斗七星が刻印されているとのことでしたが、今年の春に来たときには見つからず…

 

今回初めてその星座の刻印を確認してかなり感動〜〜〜

 

照明光の反射で見える角度があるのです。

 

柄の近くかと思っていたら、先の方だった…

 

 

人の心も少し見方を変えると、見えてくるものが違う…

 

コンステレーション!!!

 

いくつかの星(さまざまな出来事)が結びつき星座の形になり、その人にとってのストーリーが生まれるというユングの教え…

 

 

さらに法隆寺の近くには、太子が造った七寺があり、その一つの法起寺の境内の池(写真は撮れませんが)には何か心惹かれるものがあります。

 

 

近くには三井(みい)神社とか、三井の窯炉があったりして、

 

 

私の御先祖と関係するのかどうかは分かりませんが…

 

大和の地・斑鳩は日本人の心のふるさと。