京都の秋は京都三大祭の一つである時代祭が巡ってきます。
明治時代となり、天皇は東京に引っ越してしまう…
永く日本の中心であった京都は衰退の危機に…
経済の復興のために琵琶湖からの水路(琵琶湖疏水)が整備され、農業や水運のみならず、水力発電により紡績業が促進され、街には市電が走ることになる。
そして、京都人のメンタル面のサポートとして、桓武天皇を祀る平安神宮が造られ、時代祭りが始まった。
明治維新時の勤皇隊列に始まり、江戸の大名行列…戦国の軍勢…室町の将軍…鎌倉の流鏑馬列…平安の参朝列…と時代を遡る行列が続く…
1200年の一大絵巻~~~
官軍の錦の御旗
秀吉が乗っている牛車
巴御前の雄姿
後醍醐天皇を助けた楠木正成は、1500万の鎧兜をつけて
馬に跨る〜
歴史上の人物だけではなくて、花売りの白川女などの庶民の姿も…
見どころはいくつもあるが、
朝廷に対抗して江戸幕府を作った家康など徳川将軍は登場しない。
貴族の文化、侍の文化、庶民の文化、さらに背景にある国際文化□
京都の文化の奥深さを感じる。
時代祭りを経て、京都は紅葉の季節を迎えます。