杉並公会堂での荻窪栄光教会主催の「メサイア」公演。

今回で51回目と長く続いておりますが、私もリピーターです。

ソリスト、オーケストラの奏者の多くは、信仰を持つ人たちとあって深いスピリットを感じるのです。

「メサイア」は全3部のオラトリオで2時間以上に及び大作。

その中で有名なのは第2部最後のハレルヤコーラスでしょう。

日本で年末といえば、「メサイア」以上にベートーベンの「第九」ですが、その中でもよく知られているのは歓喜の歌。

いずれも、「救われた」という喜びをみんなで分かち合うという歌詞内容です。

昼の時間が最も短くなり、憂鬱になりがちな冬至の季節、本能的に光を求める、救いを求めるという心情は、文化を超えて人類共通のものでしょう。

日本のクリスマスは表面的なものといわれますが、結構深いところもあるのかもよ…


?
?