
智の木協会 理事の滝本裕次です。
「智の木協会」は、植物と密なライフスタイルを普及することを目的として、大阪大学の教員と月桂冠株式会社やコクヨ株式会社、富国生命保険相互会社などの企業関係者が中心となり、2008年の「みどりの日(5月4日)」に設立されました。
本協会は、企業や団体、自治体、学識者、個人が会員として登録し、「植物の社会的活用」のためのニーズを取り入れ、シンポジウムやワークショップなどを実施するとともに会員の思い入れのある樹木や草花を「智の木」として認定し、会員のSDGs活動と協働で「緑豊かな環境づくり(Plant-Friendly Life、植育活動)、都市づくり、室内空間づくり」を社会発信することに努めています。
*「智の木協会」Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%BA%E3%81%AE%E6%9C%A8%E5%8D%94%E4%BC%9A
本協会も今年で14年目を迎え、連休明けの5月7日に「創立記念講演会」を開催いたしました。当日は、講師に辻製油株式会社 辻 保彦 会長 をお招きし、「地域社会で循環型社会の実現を目指して」をテーマでご講演をいただきました。辻製油様は、三重県SDGs推進パートナーに登録され、三重県とともに持続可能な社会の実現の向けて様々な取り組みを展開しておられます。本業の製油事業はもとより地元三重県の間伐材を活用したバイオマス事業、さらにはバイオマス暖房、再生可能電力LED照明、紙容器を備えたトマト栽培に代表されるアグリ事業など循環型社会を先取りした幅広い取り組みについてご紹介いただき、参加した会員にとって大変有益なご講演でした。

*辻製油(株)HP:https://www.tsuji-seiyu.co.jp/
当日は、寺谷理事長(智頭町からリモート参加)、小林代表幹事、岡澤アカデミア理事など協会幹部はじめ28名の参加があり、講演会後の交流会の場でも多くの質問や闊達な意見交換がなされ、このコロナ禍で沈滞していた活動も一気にコロナ前の戻ったような熱気を感じました。

さて、本協会も来年は節目となる15周年を迎えます。本協会の設立当初からの趣旨や活動内容は、今まさに時代の先端を走るものと多方面から認知され、今後より一層その役割が高まってくるものと期待されます。来年は、「智の木協会/15周年記念事業」を盛大に開催したいと考えておりますので、会員の皆様はじめ多くの方々に参加いただけるよう検討を進めてまいります。まだ、未入会の皆様にはこの機会に是非ご入会をご検討いただければ幸いです。次代に繋ぐ「緑豊かな環境づくり(Plant-Friendly Life、植育活動)、都市づくり、室内空間づくり」をご一緒に進めてまいりましょう。
*入会お申し込みは、「智の木協会」HPより:https://chinoki.jp/member/