横浜に行ってきました(2日目その5) | 人 畜 無 害。

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重箱の隅を突き回すようなブログです。

中華街を後にしてやってきたのは

日本郵船氷川丸です。

昭和5年に竣工され長らく太平洋航路についていた貨客船で

引退後は観光船として運用されていた時期もありましたが

復元工事を行った後係留され博物館として公開されているのです。

日本郵船の所有になっているので

日本郵船歴史博物館とのセット券もあるのですが

旅程の都合上氷川丸だけの見学になります。

エントランスロビーは改装され氷川丸に関する映像作品が上映されているのですが

そのへんはとっとと飛ばして公開されている客室を見に行きます。

ここは一等児童室。

船の旅行は長旅になるし

一等の利用者向けの託児所のようなものでしょうか。

ベビーサークルって今でも一般的に使われてるのかなぁ?

一等食堂。アクリルケースで覆われているのは銀食器です。

銀食器やメニュー例の乗ったテーブルなんかを撮影に夢中になってて

全室をおさめた写真を撮り忘れていることに気づいたのは

帰宅して翌日に写真を整理している時でした。

あとここ以外でも一等室はどこも絨毯がふかふかでした。

歩いていて気持ちよかったです。

ここは一等図書室。

構造としてはデッキから次の間への通路なのですが

なんとなく畳廊下を連想しちゃいます。

その次の間が一等社交室。

社交室と言っても社交ダンスを踊るわけではないようです。

談話室なんでしょうな。

暖炉が見えますが往時には実際に使われていたのかなぁ?

多分防火上暖房はスチームだったと思うんだけど。

こちらは一等喫煙室。

喫煙だけではなく飲酒も出来たようですが。

ちなみに現在は船内全面禁煙だったと思います。

何せ重要文化財ですからね。

社交室から喫煙室への通路には

氷川丸の歴史に関するパネル展示がありますが省略しています。

一等船室。

公開されている客室は大半が

扉部分を改造して中が見えるようにしてありますが

入室できるようにはなっていません。

見える範囲ではベッドが一つだけなので

ここは一人部屋なのかな?

あと、長距離航路の船の窓って小さいんですね。

一等特別室。

ベッドルームと専用バスルームとリビングルームとあるので

謂わばスイートルームですな。

ここは3つの部屋を結んでいる通路部分まで立ち入れるので

唯一直に撮影できる客室です。

デッキに出てきました。

休憩用の椅子がいくつか並べてあって

その奥にはソフトドリンクの自販機もあります。

更にその奥はオープンデッキになっていて

土日祝日は開放されるのですが

この日は午前中雨だったため開放されていませんでした。

 

続きます。

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