マーキングの話 | 乳癌の値段

乳癌の値段

2012年6月に若年性乳癌の温存手術したダメ人間によるお金と食生活なんかの話

放射線治療は副作用含め色々と厄介だが
私的に一番厄介だったのは
マーキング


CT時のマーキングは青いペンで結構ハッキリ書かれていたけれど
CTから放射線治療開始まで8日間もあったので
「いやこれ絶対消えるだろ」と思い
看護師さんから
「消えないように注意して
お風呂にはいってもマーキングの部分は
洗わないようにしてくださいね」

と言われた際に
「維持する自信が全くありません」
と返事をすると
「多少でも残ってれば大丈夫ですよ
完全に消えたら無理ですけど」

と言われ
「全く自信ありません」
と繰り返すと
丸の中に十字が描かれた直径2cm程度のテープを張って貰えた


しかし8日間である
本当に大丈夫なのか


帰宅し着替えるべく服を脱ぐと
線は半分になっていた

ちなみに着ていた下着に思いっきり青が移っていたので
高価なものやお気に入りのものを着て行くことはオススメしない


暑い時期だったこともあるし
私が汗をかきやすいことも関係しているとは思うが
この時点で半分になってて
8日間ももつわけねーだろ

しかも翌朝起きると線は更に薄くなっていた

いやテープが剥がれなきゃ大丈夫なはず・・・

やはり心配なので
(マーキングが全部消えたらCTからやりなおしって言われたし)
電話して聞いてみると
「どうしても無理だと感じたら書き足すので来院してください」
とのこと

何だよそれ面倒くさい

私は暴言を吐きたい気持ちを抑えて
お礼を述べて電話を切った


ちなみに線は最初の2日で全部消えて
かろうじて残っていたテープも汗と脂でデロンデロンになり
「やばいでしょコレ」
と思ったのが土曜日だった為
病院は開いておらず
仕方ないので
十字のテープの上からサージカルテープを張って補強した

場所が分かればいいはずだから
問題はないはずだ・・・と自分に言い聞かせ
でも内心ビクビクしながら放射線治療初日を迎えたが
大丈夫だった

テープ剥がしたらマジックの跡が残ってたし


その後放射線治療中はずっと赤いペンでマーキングされていたが
(薄くなったら描き足す感じだったけど
明らかに薄くなってるのに言わないと描いてくれない時もあり
基準がよく分からなかった)
土・日は治療がないので描き足し出来ないので
十字のテープを貼ってもらっていた

それでもいつもヒヤヒヤしていた


現在これ以上の方法がないのだろうし
仕方ないとは思うが
どうにかしてほしい

特に夏場




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