放射線治療1回目 | 乳癌の値段

乳癌の値段

2012年6月に若年性乳癌の温存手術したダメ人間によるお金と食生活なんかの話

放射線治療初日

やはり仕事を中抜けして病院へ

放射線治療は月曜日~金曜日まで毎日あるので
治療中はずっと仕事を中抜けすることになる

了承してくれた会社に感謝しながら受付を済ませ
看護師さんから
「ここで着替えてくださいね
病衣はここにあります
ロッカーは空いている好きな物を使ってください」

と説明を受け
上半身のみCTの時と同じ病衣に着替える

勿論病衣の下は裸

一回マキシワンピースで行ってしまい
非常に面倒だったので
必ず上下別れたもので行く事をオススメします


着替え終わって待合席に腰をおろし
10分程度で名前を呼ばれ放射線室へ


放射線室に入ると大きめのタオルを渡され
パーテーションで区切られた場所で
病衣を脱ぎ所定の位置に置き
タオルで胸元を隠して出てくるよう指示される

そして大きな機械が頭上にそびえる
下にタオルの敷かれた金属製のベッドに寝るよう促される

仰向けに寝た状態で頭の上にあるハンドルのようなものを掴む
肘を置く器具があるので辛くはないけど
この仰向けバンザイの姿勢は結構恥ずかしい

室内にはスタッフは看護師の女性1人と
放射線技師の男性2人の合計3人

思っていたよりも部屋は広く明るく
音楽もかかっている


ベッドに横たわると胸を出すと
ベッドが動き始めて頭上にあった機械が近づいてくる

明るさとスタッフのお陰か恐怖心はない

下に敷いているタオルを動かして位置調整をして治療開始

「今日は初回なので写真を撮ってからの治療となります」
というアナウンスの後に少し薄暗くなり
大きな機械が私の胸周辺をグルグルして
最初は大きな音がしていたが
すぐに部屋は明るくなり音も次第にしなくなり
部屋に入ってから20分程度で全てが終了した


いつ撮影から放射線治療になったのか
全く分からなかった


放射線室を出ると診察室に行くよう言われ
診察室に入るとHS先生がお出迎え

「どうでしたかぁ~?」
といつもの口調で問われたので
「思ってたより全然怖くなかったです」
と答えると
いつものように笑っていた

そして毎週末(金曜)に診察があること
何か変化があったらその時に
急を要するようなら看護師さんに相談するよう言われ
この日は終了


いつものように会計しに行くと
乳癌の値段
なんとこの日は23,730円

こんなに高いと思っていなかったので
一応会計のスタッフに聞くと
「初日だから高い」
とのこと

それならそうと先に伝えるべきではないのか

クレジットカードも使えないし
幸い財布の中身でギリギリ間に合ったけど
本当にギリギリだった

病院はもっと
事前に
明確に
お金の話をしてくれていいと思う




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