入院4日目・退院 | 乳癌の値段

乳癌の値段

2012年6月に若年性乳癌の温存手術したダメ人間によるお金と食生活なんかの話

相変わらず肋骨の痛みで起床

朝食を待つのも煩わしかったので
持参したカロリーメイトを頬張って
鎮痛剤と胃薬を飲む

そのせいで朝食はあまり食べれなかったが
この病院は食事についてが自己申告制だったので
聞きにきた看護師さんには
「ほとんど食べました」
と答えておいた


この日S先生は学会に行っていて居なかったので
傷の様子を診に来てくれた
昨日と同じ女医さんに
「もう大丈夫そうですね
今日退院できますよ」

とお墨付きを貰ったので
「何時くらいにできますか?」
と訊ねると
「午前中にはできるはずだけど・・・」
と言われた


私は休みを取ってくれた姉に
【予定通り本日の
そして午前中に退院できます
てか暇で死にそうだからもう来て】

とメールを打つと
シャワーを浴びて早速病衣から私服に着替えた


もうすぐ家に帰れる


たった3泊4日の入院生活だったが
私は完全にホームシックだった


10時には姉が来てくれたので
一緒に携帯ゲームで遊んだりしながら過ごし
11時を廻った頃にやっと看護師さんから
「これが退院後の手引き
あと先生から預かったお薬です」

と10回分の鎮痛剤(&胃薬)と睡眠導入剤を渡され
「それでは精算が出ましたので
1階で精算してください」

という言葉をもらえた


やっと帰れる!

私が入院していた病院は外来含め全てを自動精算機で精算出来たので
(初診は除く)
精算に待たされることもなく
すんなり終了し
私がシャバの空気を満喫していると
姉が
「モスで昼食べて帰ろうよ」
と不思議なことを言うので
父が車で迎えに来るにも多少は時間が掛かるし
まぁいいか・と了承して
病院のそばにあったモスバーガーに入ると
姉は嬉々として
新商品のハンバーガーを頼んでいた

どうやらそれが目的だったらしい

確かに私は術後にしては異常に元気だったとは思うし
姉は意図して普通に振舞ってくれているものと思っていたが
本当のところどうなんだろうと思った


私はそこまで食欲がなかったので
サラダを食べて
迎えに来てくれた父の車に揺られて家に帰った


すごく元気だったので
そのままコンビニに行こうとして
母に烈火のごとく怒られ
この日はおとなしく借りたDVDを観ながらベッドで過ごし
夜になったので夕飯を食べて
入院後の手引きを読みながら眠った

【次の外来まではシャワーのみとし入浴は控えてください】
という文字に
「次の外来って約1ヶ月後じゃん!」
と驚愕しながら



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