社会権 ― 基本的人権の一つで、社会を生きていく上で人間が人間らしく生きるための権利。
生存権、教育を受ける権利、労働基本権など基本的人権で保障されるこれらの権利を社会権と呼ぶ。
他の基本的人権と比べて比較的新しいことから、20世紀的人権ともいわれる。
その理由は、産業革命以前は「貧乏は個人の自己責任」という考え方であったが、資本主義の高度化によって構造化した貧困に対抗し、自由主義の理念である個人の尊厳を守るため、国家による富の再分配を肯定する考え方(リベラリズム、英:Newliberalism)に変わった。
結果、個人の生活を形式的にだけでなく実質的にも国家が保障しなければならないという社会権(国家による自由)が登場した。
日本では、日本国憲法において、三原則の一つである「基本的人権の尊重」として記述されている。
ただし国家に対する請求権である社会権は、国籍を有しない外国人には原則として認められない。
かりに認められたとしても国民と外国人の間での異なる取り扱いが許容される。
肖像権 ― 肖像(人の姿・形及びその画像など)が持ちうる人権のこと。
大きく分けると人格権と財産権に分けられる。
プライバシー権の一部として位置づけられるものであるが、マスメディアとの関係から肖像権に関する議論のみが独立して発展した経緯がある。