台風の近づいているところの、風下の窓は、少し開けて置くと、屋根の飛ばされることがかなり防げます。
正面に吹きつける力を (1) とすると、風下側の屋根の吸い上げが(0,4)、吹上が(0,8)になるので、大きな力で持ち上げてしまいます。
すきま風程度ででもこれだけの力が加わります。
入ってくるのがすきま風程度ででも風下側がふさがっているとこの力です。
少しでも良いから開けて置くといいです。
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資料を追加します。
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普通は①の場合で計算しますが、隙間風などが入って②に近い状態になると想定されます。
③のように風下側を開放にすると、風下側の屋根や壁が飛ばされる心配は無くなります。
今回の台風をTVで見てみると、やはり風下側の屋根や壁が飛ばされていますね。
風向きは時間とともに変化しますが、それに合わせる必要が有ります。
台風の中心が通過する時の風向きは真逆になりますが、そんな時は横を開けることが考えられます。