詩吟とは  2

 

詩吟にしろ、カラオケにしろ、声を出す事は健康の元であるはずですが、
何故か上手く詠おうとするあまり、
音を狂わせたり、喉を傷めたりと逆効果な人を多く見受けます。


本来は「物語などを語る接ぐ」べきですが、「歌ってしまっている」
これでは内容は伝わりませんね。
 
一番肝心なのがアクセントでしょう。
特に 財団では、アクセントを重視するあまり、音を上げ下げして詠っています。

方言によっても様々なアクセントが存在しますが、
標準的なアクセントを求めています。

そのあまり、音階に気を取られ過ぎて、
言葉になっていない人がほとんどと言っても過言ではないでしょう。

その為に、音程がくるってしまいます。

毎年、数か所の吟詠コンクールの審査に行きますが、
100人の挑戦者が居たとしたら、95人は1/8~1/4の音を外しています。

1/4迄は減点の対象とはしないですが、流れが不自然となり、心が伝わりません。

これはカラオケでも同じことが言えます。
NHKののど自慢でも音程を狂わせる人が多くいマシが、
合格する人を多く見ます。

もっとも、プロの歌手や、少壮吟士にしても本当の発声をして語れる人は少ないですね。

本来、カラオケも詩吟も、浪曲や民謡も丹田発声が基本のはずです。
それを出来る人が如何に少ないかが判ります。

先日、吟詠の講習をYouTubeで見ましたが、本当に情けなくなりました。
言っている事は立派ですが、実行となると???
それが素読??? 芝居してんじゃないですよね。
それが、模範吟???音程外しまくっていますが。
上滑りしちゃっています。歌っちゃっていて語っていません。

これでは詩吟も廃れてしまいますよね。

健康のための詩吟をしませんか。

丹田発声は、腸を活発に働かせ、血液を綺麗にして、ストレスをも減らしてくれます。