…いやしかし、姫路城ってでけーな!
天守閣もでっかいけど、
それを取り囲むいろんなモノ(名前はわからない)がまたたくさんありまして、ともかく敷地が広い!
歴史はあんまりくわしくないんですけど、この姫路城を造らせたのは徳川家康?ってことになるんでしょうか。
だとすると、これを見たら「家康さんの権力はんぱねー!」ってなりますよね。見ただけで逆らう気力も失せるといいますか。
こんなでかい城をつくったのは、そういう狙いだったときいてますが、実物を見たら、そりゃみんなそうなるわーと納得できます。
ところで、姫路城は時代劇とか歴史物のドラマのロケによく使われるけど、江戸城という設定で使われることがほとんどだそうですね。
でも、江戸城と姫路城はよく似ていたらしくて、そういう意味では江戸城のロケに姫路城を使うのはありだという話です。
以上は、NHKの番組『ブラタモリ』の姫路城の回の受け売りでした。
そんな姫路城も、私にとっては、姫路競馬場にたどり着くための通過点でしかない…とはいうものの、唯一立ち寄らずにいられなかった施設がございまして…、
入場料安っ!
姫路市立動物園は、姫路城の敷地内にある、小さいながらも楽しい動物園でした。
ラクダのベロでかっ!
ワオキツネザルは上野動物園にもいるので知ってたけど…、
ワオキツネザルの「ワオ」は、
「ポパ~イ、助けて!」
「ワオ! なんてこったい!」
のワオだとばかり思ってました…。(古すぎるわ…)
マゼランペンギンは番号付きの団地みたいなのに住んでるようでした。
メンフクロウの顔おもろい。
シロフクロウのオス、目つき悪いです。
メスは目もと涼しげなべっぴんさん。
この2匹は仲がいいのか、悪いのか?
象さんと姫路城。
姫路城のお堀の一部が動物園の中にある。
園内にいろんな遊具もありましたが、びっくりハウスがあったのにはびっくり!
思えば今を去ること○十年前の、私が小さい子どもだった頃には、いろんなところにこれがありました。
初めて乗ったのは何歳のときだったかは忘れましたが、まじで怖かった…。
思わず、ひさしぶりにびっくりハウスに乗ってみたくなり、財布から200円取り出しそうになりましたが、
さすがに50代のオッサンがひとりでびっくりハウスに乗るのはまずいかも…?と思って、あやうく思いとどまりました。
動物園には出入り口が2つありまして、正面から入って北口から出ると、姫路駅方面から動物園を通って競馬場まで歩いて行く人は便利!
歩くとちょっと遠いけど。
駅から競馬場まで2kmくらいかなと思ってましたが、今グーグルマップでルート検索したら4.2kmもあった…。
そんなこんなで、またきてしまった姫路競馬場(これは前日の写真)。
1Rから参戦しまして、
2Rで、馬券の買い目をかなり悩んで、ようやく馬単4点に絞ったところで、無情にも締切りのブザーが…。
こんなときは、頼むから予想が当たらないでくれ!と思わず祈ったりしますが、こんなときにかぎって当たるよねー。
馬単29倍を取り損ねた…。1点500円で買ってたとして…、14,500円!(泣)
こういうことがあると、もうその日の運命はきまったようなものです。この時点で、この日はもう勝てない気がしました。
その予想だけは当たりましたよ!
1、3、4、5、6、7、8、9Rとはずし続けて、メインの重賞・白鷺賞。
私はこのお馬さん、3番人気、6歳牡馬のマコトタリスマンで勝負!
鞍上は兵庫が誇る4000勝ジョッキー、田中学騎手!
前日も、9Rまで全敗した後、メイン、最終を当てての大逆転だっただけに、その再現なるか?と、ここは気合が入りました。
思えば前日のメインも、田中学騎手のジンギが1番人気に応えて勝ち、3着のヒモ荒れで3連単が好配当になったのでした。
今日もお願いします!
レースを引っ張ったのは、9番人気の10番モズオラクル。名古屋から遠征してきた2頭のうちの1頭で、鞍上は笠松の池田敏樹騎手。
2番手が4番タガノゴールド(2番人気・下原理騎手)、3番手が1番人気の3番エイシンニシパ(吉村智洋騎手)。
そして勝ったのは…、
タガノゴールド!
エイシンニシパが3馬身半遅れて2着。マコトタリスマンは2強に食い込めず3着…。
逃げたモズオラクルは4着に残る健闘でした。
道中、1コーナー付近でグルームアイランドの青柳騎手が落馬、トレジャーマップ(村上弘樹騎手)も競走中止。
トレジャーマップは残念なことになってしまいました。謹んでご冥福をお祈りします。
青柳騎手は担架で運ばれていったので心配ですが…。
この後、最終レースでようやく安い馬単が取れましたが焼け石に水で、前日の勝ち分を全部吐き出したうえに少し持ち出しに…。
姫路市民となって馬券生活を送る夢はやはりきびしかった。
ちなみにこの日は、全11レース中6レースで10号馬が勝つという珍事?も発生。
その6レースはすべて1400m戦で、うち4レースは10号馬が大外。
姫路の1400mは外枠有利なんでしょうか。
そういうことなら早く教えてくださいよ…。
当日は、先日引退したばかりの吉田勝彦アナのトークショーも行われました。
ビジョンでパドック映像をチラ見しながら聞いてますと、とっておきの持ちネタと思われる、競馬実況絡みの結構どギツいシモネタを2つばかり披露されていました。
このおっさん、かなりのエロオヤジですわ…(失礼)
しかし、語り口が上方の落語家みたいで、すばらしい話芸の持ち主だとあらためて思いました。
桂米朝師匠のように人間国宝にしてさしあげたい!(失礼したのでヨイショ)
というわけで、姫路競馬2日目は惨敗でしたが、初日は勝ったのでよしとしましょう。
私のムダに長い競馬歴で、最初に行った日にまーまー勝つことができた競馬場は、記憶に残るかぎりでは、帯広、福山、荒尾、新潟、阪神…、それに姫路が加わりました!
それでも6つしかないの…?
いやもっとあるはずですよ。
地方、中央合わせて、今までに30場の競馬場に行っていますから、さすがにもっとあるはず…。
ま、そのうち思い出すでしょう。
姫路も、今回かぎりでなく、また行ってみたい競馬場です。
ただ、ひとつだけ注文をつけさせていただくと、スタンドが北向きなので、冬場の開催だと観客席側が日陰になってちょっと寒いです。
パドック側はよく日が当たるので、着ぶくれしてると暑いくらいでしたが、日向と日陰の体感温度の差が大きかったですね。
だから、この競馬場は夏のほうが合うような気がする。以前は夏場の開催が定番だったようですし。
あと、遠征組としてはコインロッカーもほしいですね。注文がふたつになってしまいましたが。
姫路を後にしたこの日は、三宮にある神戸クアハウスのカプセルホテルに泊まりまして、翌日、念願だった南紀白浜のアドベンチャーワールドへ。つくづく動物園好きなおっさんです。一番好きなのは、お馬さんばかりいて賭け事ができる動物園なんですが。
ジェンツーペンギン
キタイワトビペンギン
ヒゲペンギン
ペンギンは(分け方にもよりますが)18種類いて、そのうち日本の動物園や水族館で飼育されているのは11種類。
アドベンチャーワールドには、そのうち8種類がいる!
ちなみにいちばん多いのは、長崎市の長崎ペンギン水族館の9種類で、ここもぜひ行ってみたい! 佐賀競馬からの流れで…。
いちばんでっかいエンペラーペンギンは、アドベンチャーワールドと名古屋港水族館にしかいません。
ほぼ完全モノクロツートンで、Suicaのモデルにもなっているアデリーペンギン。
白いラインが特徴のケープペンギン。アフリカ大陸にいるやつです。
キングペンギンとヒナ。
外に出てきたペンギンたち。
いちばんちっこいフェアリーペンギンは、前傾姿勢なので鳥っぽい。(鳥だけど)
ラッコ通の友人によりますと、この子は今や日本に8頭しかいなくなったラッコのうちの貴重な1頭で、名前はキラちゃんだそうです。
そしてアドベンチャーワールドといえば...、
ササモッテコイ、という馬が兵庫にいますね。
寝てる桜浜(おうひん)と歩いてる桃浜(とうひん)は双子の姉妹。
木に登るパンダ。
ササ食うかウロウロする以外のことをしているパンダを初めて見た…。
やればできるじゃないか!
パンダやペンギンのほかにも、白黒ツートンの動物がずいぶん目立つ気がしました。
マレーバクとか、
シマウマとか、
ヤギも…、
ばんえいのモノクロチャンに似たミニチュアホース。
ここに載せたい動物の写真がまだまだありますが、きりがないのでこのへんにしときます。
最後に、おまけのおまけとして、アドベンチャーワールド以外の動物園で最近見た動物で、一番気に入っているやつを…、
自分で撮った写真もありますが、写真では何が起きているか伝わりにくいので動画を拝借。
レッサーパンダの風太で有名になった千葉市動物公園のフクロテナガザルです。
いつもこれをやっているわけではなく、じっとしている時間のほうが圧倒的に長いんですが、鳴き声がバカでかいので、鳴き始めたら動物園のどこにいてもすぐにわかります。私がこのような場面を見たのは午後1時半頃でした。
千葉市動物公園に行かれる方は、これをご覧になるチャンスをのがさないように!