-ing | 空想dejavu  明鏡ゆらぎのひとりごと-

-ing






『 ―ing 』

          明鏡ゆらぎ







始まりがなかったかのように


とても滑らかな感じで


どれだけ辿ってみても 始点がわからない





いつからかな って表現が


とても当て嵌まっていて



それが なんかどこか


誇らしさすら 感じさせる






パステルカラーの グラデーションのように


継ぎ接ぎのない 一色のよう





瞬間瞬間は誰にとっても 点であるように


そのひとつひとつが その時を成している



繋ぎ合わせてきた 最小単位に名前はないけれど


生きていることって 生き続けてることだから


平面や立体だけでは 表しきれないんだ








痛みや快感 悔しさや喜び 


生まれ続けてることを繋いでる





人間だって区分けされた ひとつのカテゴリーで


流れる時の中では 何もかもが同時進行で


衰えや 成長だって 時が流れてくれてる結果


繋ぎ続けている証だから



一概に 成功や失敗だけが結果じゃなくて


もっと 大きな広い意味での「続き」と呼ぼう






終わりが どこかなんて


誰にも分からないけど



確かにそこ向かっている


だけど 悲観な想いは要らないね




急ぐ権利も 戻る権利も 


一切 与えられてないけど



「たった一度だけ」と言う名の


替え難い権利を あなたは手にしている―。