靴 | 空想dejavu  明鏡ゆらぎのひとりごと-




『 靴 』


                   明鏡ゆらぎ





まだ 勇気づけたりはしないよ



今 それをすると


君のことだから



きっと 欠片のまま 旅立とうとするだろう・・・




今はただ 安心して欲しいだけ




君の 大切なその新たな旅立ちの時のために



今はただただ 安心して 休んで欲しいだけ






砕け散った 君の欠片から流れでた涙が渇き


やがて少しずつ 輝き始める・・・




反射ではなく 内側から放たれる優光




その時まで・・・





そして 優光に満ちた君が


歩き出すその時には




とっても素敵な靴を 君にあげるから



その靴で歩くとね



足音が 縦笛のように無邪気に奏で


足跡からは 虹が生まれるんだよ




その君をみて 


楽しさのあまり


虫たちは 踊りはじめ

鳥たちは空に絵を描く


みんなが君の旅立ちを祝ってくれる




さぁ もう少し安心して休もう


優しい光はね


安らぐ心から産まれてくるんだから