旅人の辿りつく場所 ~YGGDRASILL,otherside~
『 旅人の辿りつく場所
~YGGDRASILL,otherside~ 』
明鏡ゆらぎ
どこで迷いこんだのか記憶にない
ただ いつものように本を読みながら眠りについたはず・・・
薄暗い明け方の風が心地良かったから
窓は少し開けていたのは覚えている。。。
・・・・・・・・
木にもたれ 腰を下ろして 目を閉じる
もちろん今 もたれかかっているのが木であると
気付いたのはついさっきのこと・・・
この木の周辺には かなりの間隔をあけて
何人かも同じことをしている
見るからに旅人らしい・・・
それも様々な格好・・・時代も違う
それに 他の動物や昆虫もいるようだ
遠くにはクジラが横たわっているのも確認できる
・・・・・・・
なんという心地良さだろうか・・・
自然と全く同じリズムで
自分が呼吸をしてるのが分かる
ゆったりと 大きく 穏やかに・・・
まさに大地の呼吸のよう
ただ いつもと決定的に違うのは
瞬間を とてもゆっくりと感じていること
そう まるで時間軸の外から
時間を見つめている感じ・・・
そっか ココにあったのか・・・
・・・・・伝説の木
あらゆる旅人が探し続け 辿りつく場所
・・・時間軸の外の空間にあったんだ
だからか・・・・
時間軸の外の世界だからこうして
すべての業から開放され
心地良さだけに浸ることができるんだ
どこにあるのか いつたどり着けるのかわからない
確かにそうだな・・・
~・・・Yggdrasill~
もう少し このまま・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・
小さく開く窓・・・風に揺れるカーテンから
心地良い風を感じる・・・
・・・・・・・帰ってきたのか
そっか ただいま・・・
明け方 心地良い夜風
時間は・・・・1秒も経っていない
・・・・あの木と共に呼吸をしていた時間は・・・
時間軸の外の空間だったから