おはようございます。

 

 

心と身体をつなぐカウンセリングセラピスト

つぎたにあきです。

 

 

 

 

畑の片付けをかねて、あちらこちらに残っていたベビーリーフや育ちきれなかった人参などのちいさな野菜を収穫。

 

 

 

 

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これくらいのことは誰にでもあること。

ふつう大人はこれくらいみんな我慢している。

迷惑や心配をかけたくないから言えない。

ほかの人の方がもっと大変な目にあっているのに、こんな小さなことで気持ちが重いなんて言えない。

 

 

 

自分よりも大変かもしれないまわりの誰かや、

ときに人でもなく《まわりの状況》という空気感みたいなものと比べてしまって、

これくらいのことで、悲しいだの不安だの悩んでいるだのとてもじゃないけど言えない。

そんなふうに思ってしまうことがある。

 

 

こういう気持ちは、なかなか自分からは話しだせない。

本人が平気なふうに過ごしているからまわりの人も気がつかないし、あらたまって聞かれることもない。

なんとなくそのまま胸に抱えたまま時間だけが過ぎていく。

話せばすこしは気持ちが楽になるんだろうということは、なんとなく感じていても、じっさいにはなかなか話せない。

 

 

 

そんなときに、だれかが聞き役としてそっと手を挙げてくれると、自分のきもちを話すためのちょうどよい理由(きっかけ)ができるんですね。

インタビュアーがいないところでの独り語りは難しくても、

インタビューされれば答えようとするし、答えるために一生懸命考える、口に出す、、

そうやって話しているうちに、つらい出来事やモヤモヤした気持ちは変化していく。

 

 

 

インタビューされることの良い点は、

あらためて聞かれる(質問される)ことで、いままでしっかりと考えてこなかったことをあらためて深く考えてみたり、

すっかりわすれていた気持ちや出来事や夢を思い出したりするところ。

 

いま現在のモヤモヤした気持ちの直接的原因とはかけはなれた、忘れていた記憶の中のなにかが、そのモヤモヤ解決の鍵になった、なんてこともあります。

 

 

もうひとつ。

インタビューが良いなあとおもう点は、これ。

 

インタビューされて、それについてこたえているうちに、

自分のなかでもあいまいだったもの(感情や、安心不安、好き嫌いなどの自分の心の基準やラインのようなもの)が、そのあいまいさにピッタリはまるはっきりとした表現で、不意に自分の口をついて出てくることがあるという点。

 

そのとき、

いままでずっと自分のなかでモヤモヤしていたものがクリアになって、

まるで段階が変わったような、新鮮な視点や気持ちが獲得される。

ときに安心感や気持ちの安定感がもたらされる。

 

それはたとえば、

どんな状況でもどんな相手でも、自分はこの地点にむかうように選択をしていけば気持ちはスッキリと安心安定するんだな、というような、自分なりの安全地帯と、そこへむかう道しるべのようなものが、はっきりと認識できる。みたいな感じで。

 

 

 

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たぶんはなす相手はカウンセラーじゃなくても、自分が信頼できる人でよくて、

なにが大切なのかといったら、

 

話の邪魔をせずにきいてくれる 「聞き手」 と、だれにも話が漏れない 「安心安全な場所」。

話す理由(きっかけ)を作ってくれる相手と、周りにを気にせずに話せる場所。

 

このふたつがはっきりとそろったとき、

いままでだれにもいえなかったことが、ようやくぽつりぽつりと出てくるのではないかな。

 

 

 

 

いっちょあがり~

いろいろベビーリーフのキッシュになりました!

 

 

さて、

今日もよい一日を!

 

 

 
Flow Life Labo   AKI TSUGITANI