地上には動乱が続いています。
二つの世界大戦に、いくらかその原因があります。
そうした動乱の中では時に、最善と言えないものが台頭することがあります。
暴力は大衆的感情の表れです。
劣等感から生まれる一種のヒステリーであり、自分に注意を向けさせたい自己憐憫(れんびん)の情です。
自分のことを哀れみ、暴力は自分の存在を他の人に気づかせる唯一の手段であると思い込んでいるのです。
今の時代に地上で生きることは、楽なことではありません。
大変困難なものです。
ますます暴力が増えています。
貪欲、強欲、利己主義、その他、地上を傷つける有害な出来事が多く存在しています。