人を救えるようになるためには、苦しみと悲しみの道を歩まねばなりません。
そうした苦しみを経験せずに、神から与えられた霊能力を所有することは不可能です。
あなたも苦しまねばなりません。
その苦しみによって、霊の僕(しもべ)としての素質が十分に発揮されるからです。
そうした経験は霊媒にとって試金石です。
それによって彼らは、人を救うにふさわしい存在となるのです。
あなたも霊の僕なら、楽な人生を期待してはいけません。
霊的な道を歩み、やるべき仕事がある人はみな、それが楽なものではないことを理解します。
もしも霊的熟達が楽に得られるなら、手に入れる価値はありません。
霊的褒賞は、根気強い努力の末に手に入れるものです。
しかし一度手に入れたら、決して失うことはありません。
霊的な財産は永遠なるものです。
地上の財産は一時的な所有物に過ぎません。
