原子エネルギーの発見は早すぎた | シルバーバーチの霊訓より

シルバーバーチの霊訓より

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一 地上の人間が発明するものについて、霊の世界の人たちはどう思っていますか?
たとえば原爆のことについて。

「これは大きな質問をされましたね。

地上の人たちがどう考えているか知りませんが、私たち霊が考えていることを正直に言いましょう。

地上の科学者たちは、戦争のために実験と研究にハッパをかけられ、その結果として原子エネルギーという秘密を発見しました。

そしてそれを爆弾に使用しました。

しかし本当はその秘密は人類が、精神的、霊的にもっと成長して、それを正しく扱えるようになってから発見すべきだったのです。

もうあと百年か二百年のちに発見していれば、地上人類も進歩していて、その危険な秘密の扱い方に手落ちがなかったでしょう。

今の人類は、まだまだ “うっかり” の危険性があります。

原子エネルギーは益にも害にもなるものを秘めているからです。

ですから、今の質問に対する答えは、地上人類が精神的、霊的にどこまで成長するかに掛かっています。

分かりますか?」

一 最後に言ったことがよく分かりません。

「では説明の仕方を変えましょう。

原子エネルギーの発見は時期が早すぎたということです。

人類全体として、まだ自分たちが発見したものについて正しく理解できなかったために、それが破壊のために利用されてしまったのです。

もしも十分な理解が出来ていたら、有効な目的のために利用されたでしょう。

最初の質問に戻りますが、もしも地上の全ての科学者が、正しい知識、霊的なことについての正しい知識を持っていれば、そうした問題について悩むこともなかったでしょう。

出てくる答えは決まっているからです。

霊的な理解力が出来ていれば、その発見の持つ価値を認識し、人類の福祉のためという答えしか出てこないからです。」

一 それが本当にどんなものであるかが分かったら、正しい道に使うはずです。

「その通りです。

自分の発明したものの取り扱いに悩むということは、まだ霊的理解力が出来ていないということです。」