思念は言語を超えたものです | シルバーバーチの霊訓より

シルバーバーチの霊訓より

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一 死後の世界では、お互いのコミュニケーションは、どのようにして行うのでしょうか?

「霊界へお出でになれば、もはや肉体はありません。

肉体そっくりの身体はありますが、言葉は話しません。

言語は、至ってお粗末な思念の代用品でして、地上に近い下層界を除けば、そういうお粗末な媒体を用いなくても、以心伝心という素晴らしい交信方法があります。

思念は言語を超えたものです。

同じように、食べることも飲むことも致しません。

そうやって養わねばならない物的身体が無いからです。

身体を大きくする必要がありませんから、タンパク質なんかは必要ではありません。

霊的身体がありますが、その養分は置かれた環境から摂取します。

永遠の太陽とも言うべき光源があり、暗闇がありませんから、寝ることもしません。

霊的性質が何一つ隠せないという意味で、みんな霊的に素っ裸となります。

あるがままの姿が知られ、見せかけも代用もカモフラージュも出来ません。

あなたの交信レベルは、霊的に同じレベルの者との間でしか出来ません。

自分より上のレベルの者とは出来ません。

そのレベルまで霊的に成長するまでは、そのレベルのものが受け入れられないからです。

自分より下のレベルまで下りることは出来ます。

自分の方が霊的に優れているからです。

いずれにしても、交信は直接的に行われます。

あなたが心に抱いたことが、そのまま相手に知られ、相手の考えることが、そのままあなたに知れます。

面倒なことは何も生じません。」