還暦を迎えたっ!と言っても、とくに何かが変わったわけではない。ただただ、ゆるやかな変化の中にいるような。
いまの気持ちは、階段の踊り場にいるみたいな感じ。立ち止まり、進行方向の上層階をうかがってみたり、上ってきた背後を振り返ったりしている。
あー、このまま、踊り場に居たい。もうちょっとだけ。
友人たちから、おめでとうのメッセージをいただき、しみじみありがたいなぁと思う。みんなそれぞれ、忙しい日々を送っている中で、覚えていて連絡をくださることに感謝。
変化とか進化とか、劣化とか退化とか。ひとつ所に留まることなく、流れの中に居る。老化や衰えが気になる歳まで生きていられたということに、感謝の気持ちでいっぱい。
というわけで、表題へ。
なんとも不思議な夢を見た。ってゆーか、夢なのか何なのか。眠っていたわけじゃなく、起きていたような気もするっちゃする。
自分の中から、自分が出てくるような夢。というよりも、実際の出来事のような感覚だった。
ええっ、わたしの中からわたしが出てきたぁ。えーっ、なにこれー?と思いながら再び(今度こそ)寝てしまったけれど。
目が覚めても、その感覚は残っていた。
胸の辺り、と思っていたけれど、実際には鎖骨の下くらいだったな。わたしの中から、わたしが出てくる、ってのはいいとして(?)、出てきたほうのわたしの姿は光だった。
どえりゃあ状態なのに、わたしが感じていたのは、恐怖でも高揚でもない。
「あー、そうなんだ」というたんたんとした気持ち。プラス、「えー、いいのかな?」と「出てきちゃ、だめなんじゃない?」がマイルドに拮抗。
その結果、「いいんじゃない?」に着地した。
なんだか、見たことのないジャンルの夢、なのかどうなのか。とにかく、えらいこっちゃな出来事だった。
んー、寝る前に、なにか変なもの食べちゃったっけ?
えーと、ゆうごはんの肉豆腐もクレソンのサラダもおいしかった。あ、強いて言えばふだん食べない近所のパティスリーのモンブラン、なのかなぁ。いやいや、めっちゃおいしいモンブランだったし。
もうすぐ啓蟄、ってことと関係しているのだろうか。
わたしの中から、わたしが(光として)外へ出ていく感覚が、まだかすかに残っている。
あ、そーいえば、ちゃんと外に出ていなかったっけ。鎖骨の下のあたりから、内側から外側に向かって発光している途中だったなぁ。


