こんにちは、助産師のちえみです。

助産師として最後の砦のような病院勤務を経験、自身の流産・天使ママの女性たちとの出逢いから現在はフリーで女性の笑顔のために活動中です。(詳細はこちらから


虹レインボーベビーオンラインサロン主催
サロンメンバー募集中です^^

 

虹2024年10月11日〜15日
「お空の子」「レインボーベビー」をテーマとした展示イベントを開催!

 

 


虹千葉市天使ママお話会
次回8/19

 

 

 

 

 

最近感じていること、考えていることです。

 

 

助産師として、妊娠が分かって間もない女性とお話しする機会が多くあります。

その中で出逢う、望まない妊娠、夫婦間での子どもを持つことへの意見の相違。

相違がある状態なのに妊娠している事実。

 

 

 

 

 

 

この背景には何があるんだろう、といつも思いながら女性たちの話を聴いています。

 

 

・私は欲しくなかった、でも夫はどうしても欲しかった

 

・夫は避妊に協力しなかったのに、できたことがわかった途端、「子どもはいらない」と言われた

・妊娠が分かると、ただ、産むか産まないか、自分で決めて、と言われた

 

 

 

 

 

女性だけでは妊娠できない。

妊娠した事実がある以上、妊娠に繋がる行為やそれなりの不妊治療があったりする。

 

 

なのに、どうしてこんなにも女性ばかりが責任を感じ、苦しんでいるんだろうか、と思います。

 

 

助産師として産後の女性と関わる機会も多い私は、妊娠への思いや妊娠中の過ごし方が産後にどのような影響を与えているのか、とても身近なこととして知っています。

 

 

望まない妊娠。

子どもへの愛着のゆがみ。

思い通りにいかない子育てへのストレス、自責感。

産後うつ・・・。

 

 

大切な自分や子どものことを傷つけてしまうことにも繋がったりします。

 

 

 

 

 

 

全国ニュースになるような、母子の事件に触れては、様々な背景を想像する私がいます。

 

 

「そんなことをする母親、ありえないよね」で済ませてはいけない話です。

 

 

専門職として多くの女性の経験を聞かせていただきながら、また私自身も子どもを育てながら、ちょっとした何かが違っていたら当事者になっているかもしれない、そんなことを思ったりする自分もいます。

 

 

他人事ではないんですよね。

 

 

出産して終わりではなく、その後は子育てが続きます。

 

 

 

 

何らかの事情で子育てを「託す」という選択をしたとしても、妊娠出産の経験は自分の身体と心に残ります。

なかったことには、ならないのですよね。

 

 

 

妊娠出産って「幸せの象徴」的なイベントとして、世間では捉えられがちかもしれません。

 

でも現実は、赤ちゃんができた!嬉しい!幸せ!という単純なものではないんですよね。

 

それは抱えている問題の大小はあるかもしれませんが、全ての妊娠出産に言えることではないでしょうか。

 

 

みなさんは

リプロダクティブ・ヘルス/ライツ 

という言葉をご存知でしょうか?

1994年にカイロで行われた国際人口開発会議において提唱された概念で、性と生殖に関する健康や権利と訳されています。

 

 

 

 

 

子どもを望む、望まない、産む、産まない、妊娠出産に関することも含め、自分の身体のことを自分で決めて、自分らしく生きる権利というと分かりやすいでしょうか。

 

 

全ての女性が、この権利について正しく知ること。

自分を大切にする力を育むこと。

 

 

私の子どもは生物学上、男子ですが、妊娠出産において、女性の想いを大切にできる男性であってほしいなと思います。

そのために今の私ができることは、自分の身体を大切にする、嫌なことは嫌と言うこと、そこは尊重すること、など、自分を大切にする土台を親子で大切にしていくことかなと思います。

 

 

 

 

 

 

女性の心からの笑顔を願って、今日も私ができることをできる形で大切にしていきたいと感じました。

 

 

 

 

 

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今日もいのちにありがとう。

 

  

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助産師・ライフコーチ

石渡智恵美(いしわた ちえみ)


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(Photo by Akari Kuramoto / Studio neutral)


■助産師

総合周産期母子医療センター

産科病棟・MFICU病棟に約4年勤務。

産声のないお産や

予定日より

数ヶ月も早く生まれるお産を含めた

100件以上のいのちの経験に立ち会う。


現在はフリーで活動しながら、
看護学生への教育や

行政の母子保健事業にも従事。

 

様々な場で

「いのち」を想い、感じる

お志事をさせていただいている。

 

 

■100例以上の生と死を

強烈に感じる出逢い、

流産を経験した助産師の

いのちからのメッセージを感じる力、

受け取る力で、

「悲しみを悲しみで終わらせない」

心のあり方を発見。

 

■病院勤務助産師として

突然の厳しいいのちの決断を

見守る経験、

産声のないいのちの誕生に

立ち会わせていただいた経験、

自身の流産・婦人科疾患経験から

大人の女性が

涙を流していのちへの想いを打ち明ける、

「想像力」×「質問力」を生かした、

いのちの経験を癒し、

その後の人生における光を見出す

セッションアプローチが得意。

 

■ミッション

悲しいいのちの経験をした女性の

悲しみの中にあるギフトに気づいた

その先にある、

「新しい私」としての人生の指針を

一緒に見つけ、「伴歩」すること

 

 

■ビジョン

天使ママになった女性が

自分のいのちの経験を

自分の人生の「宝物」として

その後の人生を

より深みのある私として

自信を持って生きていける世界を

育んでいくこと

 

 

■趣味は、読書、散歩、ヨガ、

神社仏閣、美術館めぐり

美しいもの、本質的なものが好き

 

皆様とのご縁を

心から楽しみにしております。


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