俺の先輩の話
いーごー
いーごー
シノのアルバム「COOLIN'」が発売されて一週間が経ちました。
各方面からの評判を耳にしますが、まだ聴いてない人がいたら是非エスさんの思いを読んでみてほしいです。
そして、このアルバム製作を近くで見てきた俺の思いも書いてみます。
なげーけど読んでください。
SHINOについて
前身のグループであるトリカブトって言ったら、俺ら世代で日本語ラップ聴いてたらみんなが知ってるアイドルみたいな存在で、テレビや雑誌など当たり前のように出ていました。
B-BOY PARKやNEXT LEVELのライブででかい会場でも見ていたアーティストが、まさかの地元の先輩だった!
ということで、実際に会って話したらホントオーラが無くて笑
すぐ仲良くさせてもらい、それ以降はトリカブトの現場に引っ付いて回るようになりました。
夜な夜な一緒に遊ぶようになり、いつも遊びの中にHIPHOPがあって教えてもらうというよりかは自然と学んでいくようになりました。
人見知りの俺が社交性を教えてもらったのもバケシノの影響が大きかった。
B-BOYスタンスだけではなく、今の俺を形成しているのは間違いなくトリカブトの影響が一番大きいです。
俺も一人で歩けるようになったころ、順風満帆かと思っていたトリカブトの解散。
頼りがいのある兄貴たちの挫折を間近で見ることになる。
当時の俺はメンバーの愚痴を聞くことしかできなかった。
それでも俺らのライフスタイルは変わらず、ひたすら音楽を作り続けた。
この頃から格段にシノのラップが巧くなりはじめた。
録音環境が整い、製作ペースも一段とあがってきて、ソロ曲をひたすら作り始めた。
当時は模索する中で暗い曲ばっかり聞かされていました笑
自然とその流れでバケシノとグループを組むことになる。
アメブレイクのインタビューに当時の経緯など載っているので割愛。
俺としてはとにかく楽しいことをしたかった。
けど、ビートできない時や、ライブうまくいかない時など、ストレスもあった。
グループのパワーバランスに不満を覚える時もあったが、やるしかなかった。
2nd出して、次のステップを踏もうとしたタイミングで東北での震災があった。
これがシノにとっても俺にとっても人生の転機になった。
・SHINO / WILL SHINE
Dさんの言葉を借りると
「言葉にならない」を今コトバにするんだ
シノはボランティアとして現地に向かい、そしてこの曲を書いた。
俺はラップできないけど、声をあげようと思った。
ブログ書き続けているのも、アーティストとしての意思表示だと思っている。
そこからのシノはほんと敵がいなくなった。
相手にしなくなった、と言った方が正しいのか、一寸もブレなくなった。
"自分の山を登れ"
30歳超えてからこんなにラップ巧くなる人とか、周りにはいない。
気づけば、ただの後輩だった俺を"DJ"として認めてくれるようになり、俺の感覚を信頼してくれるようになった。
グループの時から音楽に対しては対等にものを言えるように努めてきたが、
今回のアルバムも俺の意見を素直に受け入れてくれた。
新譜の情報シェアしても、スポンジのように吸収するし、俺も知らないラップも堀りまくってる。
俺の現場へ誰よりも顔出してくれるフットワークの軽さも尊敬している。
15年以上のキャリアある人でも、がっちり今のヒップホップシーンを楽しんでいる。
そういう背景を全て知っている上で、俺はこの人をしっかり担いでやりたいと思っています。
歳食って独り言多くなったし、相変わらずAB型っぷり発揮するけど、
誰よりも受け皿が広いし、勤勉だし、努力するから太い。
俺ら東村山人は泥臭いんすよ。
胸張って自慢できる先輩だし、この人に連れてきてもらったこの場所がとても居心地が良いです。
肝心のアルバムの中身については、また次の機会にディープに紹介しようと思います。
が、聴いてもらったらわかると思います。
こんだけ書いて中身悪かったら笑うけど笑
とにかく”歌詞”を聴いてほしい。
お洒落してて、かっこいい。
失恋して、悲しい。
みんながんばれ。
こんな誰でも言えるような、つまんないセリフやテーマなんか一切ありません。
言葉を大事にする人だから、深くて温かい。
俺が生きてくうえで必要だった言葉がこのアルバムにはありました。
”Lush Life 豊潤”
リリースおめでとう、しっかり見せてもらいました。
8ronixくんも言ってたよ、老け込むにはまだ早い、って。
まだまだこれからっしょ?
いーごー
シノのアルバム「COOLIN'」が発売されて一週間が経ちました。
各方面からの評判を耳にしますが、まだ聴いてない人がいたら是非エスさんの思いを読んでみてほしいです。
そして、このアルバム製作を近くで見てきた俺の思いも書いてみます。
なげーけど読んでください。
SHINOについて
前身のグループであるトリカブトって言ったら、俺ら世代で日本語ラップ聴いてたらみんなが知ってるアイドルみたいな存在で、テレビや雑誌など当たり前のように出ていました。
B-BOY PARKやNEXT LEVELのライブででかい会場でも見ていたアーティストが、まさかの地元の先輩だった!
ということで、実際に会って話したらホントオーラが無くて笑
すぐ仲良くさせてもらい、それ以降はトリカブトの現場に引っ付いて回るようになりました。
夜な夜な一緒に遊ぶようになり、いつも遊びの中にHIPHOPがあって教えてもらうというよりかは自然と学んでいくようになりました。
人見知りの俺が社交性を教えてもらったのもバケシノの影響が大きかった。
B-BOYスタンスだけではなく、今の俺を形成しているのは間違いなくトリカブトの影響が一番大きいです。
俺も一人で歩けるようになったころ、順風満帆かと思っていたトリカブトの解散。
頼りがいのある兄貴たちの挫折を間近で見ることになる。
当時の俺はメンバーの愚痴を聞くことしかできなかった。
それでも俺らのライフスタイルは変わらず、ひたすら音楽を作り続けた。
この頃から格段にシノのラップが巧くなりはじめた。
録音環境が整い、製作ペースも一段とあがってきて、ソロ曲をひたすら作り始めた。
当時は模索する中で暗い曲ばっかり聞かされていました笑
自然とその流れでバケシノとグループを組むことになる。
アメブレイクのインタビューに当時の経緯など載っているので割愛。
俺としてはとにかく楽しいことをしたかった。
けど、ビートできない時や、ライブうまくいかない時など、ストレスもあった。
グループのパワーバランスに不満を覚える時もあったが、やるしかなかった。
2nd出して、次のステップを踏もうとしたタイミングで東北での震災があった。
これがシノにとっても俺にとっても人生の転機になった。
・SHINO / WILL SHINE
Dさんの言葉を借りると
「言葉にならない」を今コトバにするんだ
シノはボランティアとして現地に向かい、そしてこの曲を書いた。
俺はラップできないけど、声をあげようと思った。
ブログ書き続けているのも、アーティストとしての意思表示だと思っている。
そこからのシノはほんと敵がいなくなった。
相手にしなくなった、と言った方が正しいのか、一寸もブレなくなった。
"自分の山を登れ"
30歳超えてからこんなにラップ巧くなる人とか、周りにはいない。
気づけば、ただの後輩だった俺を"DJ"として認めてくれるようになり、俺の感覚を信頼してくれるようになった。
グループの時から音楽に対しては対等にものを言えるように努めてきたが、
今回のアルバムも俺の意見を素直に受け入れてくれた。
新譜の情報シェアしても、スポンジのように吸収するし、俺も知らないラップも堀りまくってる。
俺の現場へ誰よりも顔出してくれるフットワークの軽さも尊敬している。
15年以上のキャリアある人でも、がっちり今のヒップホップシーンを楽しんでいる。
そういう背景を全て知っている上で、俺はこの人をしっかり担いでやりたいと思っています。
歳食って独り言多くなったし、相変わらずAB型っぷり発揮するけど、
誰よりも受け皿が広いし、勤勉だし、努力するから太い。
俺ら東村山人は泥臭いんすよ。
胸張って自慢できる先輩だし、この人に連れてきてもらったこの場所がとても居心地が良いです。
肝心のアルバムの中身については、また次の機会にディープに紹介しようと思います。
が、聴いてもらったらわかると思います。
こんだけ書いて中身悪かったら笑うけど笑
とにかく”歌詞”を聴いてほしい。
お洒落してて、かっこいい。
失恋して、悲しい。
みんながんばれ。
こんな誰でも言えるような、つまんないセリフやテーマなんか一切ありません。
言葉を大事にする人だから、深くて温かい。
俺が生きてくうえで必要だった言葉がこのアルバムにはありました。
”Lush Life 豊潤”
リリースおめでとう、しっかり見せてもらいました。
8ronixくんも言ってたよ、老け込むにはまだ早い、って。
まだまだこれからっしょ?