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ボルダリングと乳がんと

乳がんになり左乳房を切除。
同じ境遇の方の一助となったら嬉しいです。

CT検査とPET検査の画像を持っていつものクリニックへ。

そこで先生と一緒に画像や診断結果を見ながらがんの状態について話す。

 

幸いなことにまだリンパへの転移も見られず、

乳房切除で済みそうとのこと。

 

ここまで何度か先生からは

乳房再建には大きく2種類あって、、、とか、

再建前提で話を進められてきたのだけど、

「再建、しないです」

そういった瞬間、私以外の全員が「え?!」という顔に。

「まだ若いし、、、」「胸があった方が格好もつくし、、、」

と、なぜかちょっと説得しに回ってきた。

「いえ、何度も手術するのも辛いんで、取ったら取りっぱなしでいいです」

あまりにもきっぱり言いすぎたせいか先生もそれ以上推さず、

「まぁ、後から再建もできますから」

と言って再建の話は終わった。

 

再建には時間がかかり、がん手術半年後くらいに再度手術をしなければならず、

それはそれで面倒くさい。

そんなに存在感のある胸でもないので、ぶっちゃけ必要性も感じていない。

水泳や温泉が趣味というわけでもないし、

なんなら、ボルダリングで1gでも軽くして登りたい私には、

合法的な体重軽減方法としか考えられなかった。

(※特に無理なダイエットはしてないけど、BMI17~18くらい)

 

また、もう一つには某有名下着メーカー、W社さんのHPで

乳がん用のシリコンパッドを売っていることを知り、

春、夏の薄着時期にはこれを買えばいいじゃな~い!さすが大手!と分かったことが

再建しないことの背中を押してくれたのであった。

 

私は再建するのもありだと思うし、

再建しないのもありだと思う。

ただ、再建しないこと「も」スタンダードになっても良いのではないかとも思う。

そしてその選択は、みんなそれぞれいろいろ考えた末の決断なんだから、

ぶっちゃけ、当人以外口出しすんじゃねぇ、そう思っている。

 

この先、温泉とか行く機会があったら、

私はこの胸で堂々と洗い場を闊歩してやるし、

もし知らない誰かにこの胸のことを聞かれたら、

湯あたりするぐらいこんこんとしっかりその場で話してやろうとも思っている。

(迷惑かどうかなんて知らんがな。

 こっちからしたら他人のプライベートに土足で踏み込むような人間には、

 それくらいしても自分が失礼な人種であるってことに、気付きもしないでしょ。)

それも周囲からは賛否両論あるんだろうけど、

それで議論が生まれたり、理解が深まるならそれはそれで良いと思っている。

 

さて。

どうなることやら。

 

 

 

胸のしこりで受診し、

その日のうちにマンモとエコー。

翌週にはがんが見つかり、その場で、手術することと、専門機関での検査を勧められた。

 

検査は、CT検査とPET検査。

CTは全身をスキャンして胸以外にがんがないかを調べ、

PET検査は乳がんに特化した検査。

これも指摘部分以外に広がっていないか見る検査。

 

朝イチの検査であったため、

前日21時までに食事を終わらせ、

当日朝は朝食抜き。

通っているクリニックから予約していったこともあり、

事前に送られてくる問診票をしっかり記入し

マイナ保健証にしておけば受付もスムーズ。

 

検査も痛くもなんともなく、

言われるがまま進んでいく感じ。

ただ、CT検査は造影剤が身体中に回るように

できるだけ水を飲めという指示とともに1時間くらい薄暗い部屋に放置され、

眠くなってきたあたりで検査開始。

大きい音が出ますよ~、という割にはそんなに大きい音でもなく、

「検査中は寝ないでくださいね」と言われるんだけど、

黙って寝てるだけだからそりゃぁ眠くもなるわよ。

で、気が遠くなりそうになりながらもCT検査も終了し、

全部で2時間くらいで終わったのでありました。

この時点でめっちゃ腹ペコ笑

 

検査結果はCDに焼いて渡してくれた。

これを持ってクリニックへ行きなさいとの指示。

なるほどなるほど、、、

 

私が行ったクリニック、やることがめちゃくちゃ早くて、

しこりがあります、と言って初診から3回目で本格検査。

早いよね~。

こういうスピード感、好きよ。

 

 

とにかく腫瘍があるというんで、

マンモグラフィとエコー検査をすることに。

 

マンモグラフィ、これは皆さんおっしゃってますが、痛い。

とにかく痛い。

特に痩せててお胸の小さい方は、痛いし検査しにくくて、本当に疲れます。

挟んでも挟んでも抜ける胸肉。

寄せても寄せきれない胸肉。

集めても集まらない胸肉。

検査係の女性の方も走り回らないと、せっかく挟んだ肉が抜けちゃう。

検査係の方も私も汗だくになり、休憩しながらの検査、、、

終わるころには何か戦いぬいたかのような達成感と

妙な一体感が生まれておりました笑

 

ちなみにお胸のしっかりある友人は、

痛いといえば痛いけどそんなに大変じゃなかったよ

とのことなので、瘦せててお胸の小さい方はマジで気を付けて!

 

これ、男性も乳がんになるっていう時代に、これでいいのか???

もっといい方法発見してほしいよなぁ、、、

 

で、1週間後にマンモ画像とエコー画像を見て説明を受けるわけですが、

あんなに!大変な!思いをして!撮影したのに!

「ん~、マンモ画像は腫瘍部分が写りきってないかなぁ、、、」

、、、、、だって。なんやねん!

で、触診しながら

「そっか~、撮影しにくいもんねぇ、、、」

、、、はい、大変失礼いたしました!ぷんすかぷん!

 

先生も、お胸が小さい人には苦労しているんでしょうねぇ、、、。

で、画像と生体検査の結果で乳がん発見と相成るのでございました。