ボルダリングと乳がんと

ボルダリングと乳がんと

乳がんになり左乳房を切除。
同じ境遇の方の一助となったら嬉しいです。

明日から入院だというのに、何の実感も沸いていない入院前夜。

これから約1か月登れなくなるんだからと

やりかけの課題を落としに行った。

結果、落とせず、、、。

 

ま、この緊張感の無さが災いしたのだろう。

ど派手に捻挫するのである。

 

傾斜壁にスローパーとピンチで構成されたその課題は、

スタートからかなりパワフル。

そしてリーチの無い者には難易度も高く、

スローパー保持スタートから、スローパーへクロスで飛びつき、

カチっぽいホールドを経由してのピンチ2連チャン。

そのあともゴールまでスローパーが続くという、

保持力だけを試される鬼のような課題。

 

リーチがない分、身体を振り、飛びつき、

滑り落ちるピンチホールドの取り方をようやく発見した時には、

既に2時間半が経過していた。

よ~し、次はいける、と思いトライしたものの、

疲労感によりその2手前くらいで落下、マットから降りようとした時、

足がもつれた。

その瞬間激痛が走り、「ヤバい!」と思った。

すぐにアイシングするも、シューズも履けないほど腫れ上がる足首。

頭の中には「まずい、まずい、まずい、まずい」それだけがぐるぐるしていた。

が、反面、ただの酷めの捻挫であることも経験から分かっていたため、

明日の朝までには何とかなるだろうとも思っていた。

 

結局その後2トライするも足が利かず、長いレスト前のトライは惨敗のうちに終了した。

 

帰宅後、夫である人には呆れられたが悔いはない。

いや、悔いはあるけど。大いに悔しいけど。

本当はあの課題をクリアしたという謎の充実感を持って長いレスト期間に入りたかったんだけどな。。。

 

で、入院当日の朝。

案の定階段を降りるのも一苦労な状態で、びっこをひきながらの入院と相成りました。

病院までは夫が送ってくれ、病室に荷物も運んでくれたため大事には至らず。

そのまま入院生活に突入したのでありました。

 

病院とはとても野菜いところで、移動時は全てエレベーターだし、

元気であっても自分の居場所はベッドの上か備え付けの椅子のどちらかしかなく、

結果、ひどい捻挫をしていても安心して過ごせる環境に身を置くことになり、

なんだかんだで結果オーライとなったのでありました。。。

 

あ~、早く復帰してあの課題を落としたい!

 

今となれば笑い話ですが、笑い話で済んで良かったっす。

皆様もお気をつけあれ!

手術してくれる病院で診察やら検査やら行い、

いよいよ「入院」に向け本格的に動き出した。

 

まずこの病気になって分かったことは、

とにかくかなりの回数採血されるということ。

初診時、2回目、PET&CT時、手術する病院での事前診断時、、、

そんなに採血されたら血がなくなる、、、と思っていたが、

入院してからすぐに採血、手術後も採血と、2回は採血されますのでご安心を笑

、、、もう好きなだけ採ってくれ。

 

さて。入院である。

ここでやっておくと良いことや入院時に持っていった方が良いものをメモメモ、、、

 

【事前にやっておくと楽なこと】

 ・マイナ保険証にしておく

  →高額医療費の申請が楽になるらしい。確定申告とか。

   これはまだ私も未経験なのでこれからどうなるのか、、、

 ・保険会社に給付金の申請

  →契約している保険会社や契約内容にもよるが、給付金申請に必要な書類がある。

   書類の種類によっては発行に時間がかかったり有料だったりする。

   事前に保険会社へ連絡し、申込書類を入手し必要な書類を確認する。

   入院時の受付時に、退院時に欲しい書類の受け取り方を確認すると良い。

 

【持って行った方が良いもの】

 ここでは病院の入院の手引きに書いていないものを、、、

 ・ノートPCやタブレット類+ジャック(ステレオプラグ)付きのイヤホン

  →手術翌日、元気になった時、マジであってよかった。

   イヤホンは他の入院患者がうるさいので、良いシャットアウトの道具となった。

   まぁ、TV見たりする時はイヤホン使えって書いてあるけどね。

   (書いてあるけど用意はされていない。)

 ・本

  →結構読める。時間が無限にあるので、読書するには良い時間だった笑

 ・ニベア

  →顔から手から1本で行くならこれ。しっかりしたスキンケアは自宅でやればいいので、

   荷物を軽くするなら、ニベア一択。優秀である。

 ・ボディシート的なやつ

  →手術当日と翌日はお風呂に入れない。が、ボディシートで足指を拭くだけでも少し生き返る。

   結局体全部を拭くことになるんだけど。持って行って正解。

 ・パジャマの替え

  →持って行かなかったけど、あったらもう少し気持ちが良かったかも。

 ・ボールペン

  →入室直後も同意書だのなんだのにサインが必要。持っていくべし。

 

とまぁ、なんとか入院の手引きを見ながら着替えやらなんやらを準備し、

5日間の入院生活をスタートさせたのでありました。

 

ここまでいろいろ書いてきたが、

その間も壁登りは続けていた。

だって明らかに体調悪いとかそんなの、全くないのだもの。

 

幸いにも、私のがんがとてもおとなしく、

むしろ抗がん剤治療や放射線治療ができないとのこと。

手術まではがんが大きくならない薬?を飲むだけで済んでいた。

 

そんなこともあり、生活への支障は全くなく、

むしろ手術したらしばらく登れなくなるということが

1回1回大事に登っていこうという気持ちにつながった気もする。

 

これをクリアできなかったら安心して入院できない。

 

そう思いながらトライし、落ちて、登って、落ちて、登って、、、

ホント、好きなことがあって助かった。

登ってる間は余計なことを考えなくて済むし、気分転換にもなる。

いつ復帰できるかわからないけど、

一応1か月くらいは安静にって言われたため、

1か月で復帰することを目標としようと思った。

 

で。世の中には一人くらい同じような境遇の方もいらっしゃるのでは???

諸先輩方はどうされたのかしら???

とググった結果、男性がお一方見つかりはしたものの

残念ながら復活までの経緯は公開しておられず。。。残念。

あとは切除後頑張っている女性の皆さん。

日常生活については参考になります!って感じでしたが

誰も壁は登ってなかった笑

 

というわけで、これからどう復帰できるのか、

はたして後進の皆様の一助となるのか。。。

 

これからである。