福山雅治による2年ぶりのWE'RE BROS. TOURでした。

ネタバレありでございます。







3年前の武道館も暑かったなぁと思い出される。

いろんな想いが詰まった日だった。

この日は360度囲まれ、立ち見までギッシリの会場。

LEDのステージセットがあちこちに配置されていて、どんなことが起こるのかとにかくワクワクした。


『革命』をワンコーラス歌い、黒いレスポールが唸る。

今回のツアーは音を魅せることが強い印象。

『無敵のキミ』では白いストラトが白い衣装にとても映えて体そのものが楽器に見える。

その反対に後半は黒い衣装に身を包みギターテクを披露。

特に『幻界』はフロントのギター3人が前に出て盛り上げる。

オグちゃんのギターは福山を立てつつアグレッシブで、今さんは色を添えながらも背後で長年支えている安心感。

ベース高水さんのスラップが本当かっこよくて、早く音源で聴きたい。

金原さんは相変わらず美しい、かわいい、キャピキャピ。

拓ちゃんはミスチルに同行してるので、今回のフルートとサックスは竹野さんが魅せる。

井上鑑さん含めてチーム福山の魅力が詰まったステージだった。

ステージ床にもLEDスクリーンが配置されており、青空や海、木々の緑を投影していることでより没入感が増した。

シンクロライトのおかげで曲ごとに変わる色に見惚れ、旧ライトバングルが常時点灯してると夜空の星に見えた。

MCも快調で、初めて来た人に向かって

「初めまして福山です、良い時に来ましたね」

と軽快なトークは相変わらずだ。


3年前に初めて『想望』を聞いた。

その時はどちらかというとタイアップのイメージが強かった。

改めて聞くと8月の戦争というテーマと相まって、やはり福山本人の背景がチラついた。

だからこそ生まれた『クスノキ』は幸運なことに大きく枝を伸ばし多くの人に知れ渡った。

そして新曲の『邂逅』は、映画のタイアップと言いつつそのメッセージ性はブレずに根幹にあった。

音楽を通してそれぞれの今ある"生"を多方面から思案。

昨今の福山のライブにおいて避けられないテーマだ。

それも使命だと、彼は言ってたから。


手を上げて盛り上がることも、互いに笑い合うことも、死を想うことも、生を喜ぶこともライブで良い。

非日常だからこそ日常を通して喜び合いたい。

もしかしたらそれが17年前から彼を応援する理由のひとつかも。

無事にツアーを完走し、ドーム公演も成功することを祈る。



end