1週間前から僕の片耳は低音が聞こえなくなった。

ネガとポジの落差が激しくなった。

不安の中で迎えたこの日『Hallelujah』が鳴った瞬間、僕の抱えていたものが全て解放された感覚になった。

そこからずっと涙が止まらなくて、座っていた。

その空間に居れることが何よりも幸せだった。


初めて出会ったあの頃は「死」の印象。

それが今、彼らは「生」となっている。

『美しい火』『アマレット』『Morning Sun』といった色の異なる光で僕らを抱きしめてくれる。

1番かなってくらい好きな『再生の朝』は特別。

眩いライトで会場は照らされ、多くの人の手が挙がる。

小林くんの言葉は僕ら1人1人に問いかける。

「今日をとても良い日にしよう」

荒ぶりながらもケンゴが煽る、高松のコーラスは心地よい。

ドラムから降りた時の笑顔が焼きつく吉木。

開場時に配られたインタビューを見たからか、余計に4人同士の目線や関係性に食い入ってしまう。

なんて奇跡を目の前で見れているんだろう。

子守唄のように優しく夜を鎮めてくれるような

『今日も生きたね』がより一層とても美しかった。


全ての曲に全ての思い出があった。

それはどのアーティストでも変わらないんだけど。

こんなタイミングで彼らを観て聞けたこと、必然的なのではないかなと思ったり。

彼らだったから救われた。

本当におめでとう。

本当にありがとう。

また、お互い良い未来で会いましょう。



end