Aqua Timez
『虹』が恐ろしいほど似合う天気だった。
響き渡る彼らの音楽でどんどんオーディエンスが増え、聞き覚えのある曲が披露されるたびに歓声が上がった。
僕も彼らを見るのは初めてで、どんな曲をやるのかもドキドキだった。
『決意の朝に』が20年ほど前ということに驚き。
中学生の僕は、夜に聞いていたラジオから毎週流れていたので歌詞をほとんど覚えていた。
それがいまだに僕の中で無意識に流れる。
あの頃感じていた歌詞の想いが、今となってはだいぶ変わって聞こえる。
それも一つの幸せだなと思った。
清々しいライブを味わえた。
THE YELLOW MONKEY
個人的に今年初のイエモン。
ツアーのFINAL BLOCKが待ち構えてるのもあり、期待値はとても上がっていた。
登場するなり、サングラスのフロントメンバー。
ロビンは『罠』の毛皮コート着用でさらにオーラが濃い。
そんなロビンがギターを持ち、アニーのドラムからヒーセのベースが加わった瞬間に驚いた。
初出演のフェスで『パンチドランカー』が鳴らされたのだ。
そこから『SPARK』に移ることでボルテージを爆上げ。
待ってたと言わんばかりのオーディエンスに応えていく。
イエモンらしく「一発屋の曲を持ってきてるので楽しんでいただけたら」と腰低く笑わせてくる。
『ソナタの暗闇』で重低音を響かせて、『熱帯夜』ではエマのギターテクニックが炸裂。
「我々も時代が進むにつれて何か新しいことをしなくてはと思い、踊ることにした」
ポカンとする言葉から『ラプソディ』だと把握。
フェス向きなのだろうかと心配していたが、思いの外大盛り上がり。
コールはやはりコロナ禍が明けてから思う存分楽しめ、一体感がより増すと実感。
オパオパと謎の盛り上がりから『太陽が燃えている』へ。この曲で印象的だったのは、歌詞の「桜舞い散る春も、ひまわり耐える夏も」の四季を歌う部分。
照明も歌詞に合わせて様変わりするところから、スタッフも一丸となってイエモンを迎えているのだと感じた。
メンバー紹介で笑いを起こしてロビンは静かに話した。
「辛いことを乗り越える、その瞬間が薔薇色だと思う」
「病気を乗り越え、完全復活とはまだ言えないけどここまで治って皆さんの前で歌えることに感謝」
「再結成して、もう解散はしない、死ぬまでイエモンは続ける」
そのひとつひとつが興奮も相まって次の『バラ色の日々』をさらに深くした。
オーディエンスのシンガロンで幕を閉じるのかと思えば、8曲目『LOVE LOVE SHOW』が鳴らされた。
余すことなくTHE YELLOW MONKEYの名を轟かせ、そのキャリアと存在感を見せつけた。
あまりのロックに心が揺れ動いた人が多かったに違いない。
これはほんとにFINAL BLOCKだけでなく、来年以降も楽しみになる。
最高のGWの思い出だ。
end