まさか月に2回も葬儀を行うとは思わなかった。
激しく、かっこよく、奔放に生きた祖父が骨となった。
みんな泣いていた。
気丈に振る舞っていた叔母さえ涙が止まらなかった。
親だもの。
泣かない決まりはないから、自由に泣いていいんだ。
これでもかと泣いた僕。
たまらなかった。
祖母も泣いたけど、祖父は、なぜだろう。
心配しすぎることがたくさんあったからかな。
覚悟をどんなに決めても祖父が恋しい。
目を開けて、その美しい目で僕を見るのかなと最後まで期待した。
無情にも重く固いその扉が閉ざされて、空虚な気持ちになった。
でも、ほんとに明るかった。
明るい家族で幸せだ。
みんな助け合って生きてくから。
じいちゃん、ばあちゃん、見ててな。
負けないから、僕。
ありがとう。
言いたいことと思ってることは全て手紙に書いたから読んでね。
また会おうね。
毎日会おうね。
end