まだまだお辛い方も多いと思います。
当日の様子と僕の気持ちを書き記します。
どうか、無理せず。
この記事を見ていただけるだけでも感謝いたします。










Zepp Hanedaは天空橋駅からとても近かった。
行ったこともなかったから、どんな場所かと思えば、飲食店もそれなりに多かった。

空港が近いのもあり、見晴らしが良かった。
飛び立つ飛行機を見ながら、櫻井敦司を想った。
どこまで行くのだろう?と。

風がとても強くて寒くて、待機列はなかなか辛かった。
チケットを確認してもらい、階段を降りていく。
中を見ないようにしていたけど、みんな見ちゃうよね。
お兄さんの名前のお花が見えた。
それだけで声をあげて泣いてしまう人もいた。
耐えろ、耐えろ、と僕は胸をポンポンと叩いた。

チケットをもぎってもらい、お兄さん、バンカー、メンバーの花を見た後にピンク色のカーネーションが渡された。
淡いピンク、なんて可愛らしいんだろう。
フロアへの通路にあっちゃんの写真が並んでた。
最近の写真ばかりで、さらに現実味がなかった。
そして、関係者の花もたくさん並んでいて、すでに花の香りが充満していた。

とうとうフロアへ。
目に飛び込んできたのは、あっちゃんの3枚の写真と溢れるばかりの花。

これじゃあ、まるで故人じゃないか。

ノイズのようなものが脳を駆け巡った。
あれ?どうして僕はここにいるんだろう。
綺麗に整列された僕らは、花を持って泣いている。
順番が来たら花を手向ける。
なんて機械的なんだ。

ステージにはDIQ2011や2019、魅世物小屋、No.0、そして異空などの衣装が並んでいた。
小道具のマスクやマラボー、拡声器もあったね。
嗚咽、すすり泣く声、紛れて流れる『愛の葬列』は、恐ろしいほどその場を地獄にさせた。

こんなこと、あるはずない。
こんなお別れはよろしくない。
だから、帰ってきてくれ。

ありがとう、安らかに。
なんて言えるわけがないから、なんて言おうか。
ずっと悩んでいた答えが出てきた。
いつかあっちゃんが帰って来れるように。
「おかえり」と言えるように。
お別れなんてしたくない僕のわがままを聞いてくれ。

「いってらっしゃい」


フロアを出て、また関係者の花とあっちゃんの写真を眺めて2階へ。
メモリアルフォトをもらって外へ。

スタッフさんはみんな穏やかで優しかった。
献花の整列時も下を向いて、淡々としてくれた。
本当にありがとうございました。

受け入れている人が偉いわけじゃない。
かと言って受け入れられない人が優位なわけでもない。
悲しいのはみんな一緒だ。

僕は駄々こね続ける。
名古屋だって行きたかったじゃん。
あの子が待ってるって、そう言ったじゃん。
だから待つよ、いつまでも。

あっちゃんがそちらにいるなら、僕は怖くない。

ずっと大好きです。
もちろんBUCK-TICKも大好きだから、見守るよ。
バクチク現象を人生で初めて見るんだよ。
それが終わりでも始まりでも、見届けなきゃいけない。
あっちゃんも見届けておくれ。

さあ、始めよう。


end