本日は東京、国際フォーラムでの公演でした。
僕が行った埼玉公演からたった2週間でもその進化が見られました。
確実にツアーは成長しています。
ここらでネタバレ入りの感想を書こうかなと思います。
本ツアーは合計20曲のセットリストからなる公演。
アンコールが通常だと2回のところが1回に曲が数曲増えている。
何度も捌けるのは面倒だと思うので、こちらのが個人的に好きだ。
1曲目『Go-Go B-T TRAIN』で高らかにスタート。
列車になりきった?あっちゃんがプシュープシューと言いながら歌っているのが可愛い。
ヘイヘイヘイ!と観客が一緒に盛り上がれる曲から『Alice in Wonder Underground』の手拍子に変わる。
今井さんの赤い衣装がアリスの世界観に出てくる道化師感があってとても好きだ。
この他にも『GUSTAVE』や『FUTURE SONG -未来が通る-』と、前半に大盛り上がりする楽曲を配置。
積まれた石で作られた壁?をモチーフにしたステージ上のセットに合わせて、奥に浮かぶ月が印象的だったのは『Moon さよならを教えて』だった。
計3回参加しているが、この日が一番美しかった。
そしてこちらからまた温度感が変わって久しぶりの『メランコリア -ELECTRIA-』だ。
重圧を感じるヒデと今井さんのツインギター、雷鳴のように衝撃を与えるアニィのドラムがかっこいい。
アトムツアーを思い出して、僕も周りの人と共に腕を上げる。
あの頃に見た美しい光景の一部になれただろうか。
『Villain』の鬼気迫る表情と声色は声色は2階席に居ても胸打たれた。
櫻井敦司の怒りの感情はたとえ遠くからでも僕らの胸を抉る。
その反対に、優しさを歌う際は指先、眼差し、軽やかなステップで僕らを魅了する。
「すべてのアダルトチルドレンへ」と逃げることを許してくれる彼の思いは回を増すごとに強くなる『MOONLIGHT ESCAPE』。
優しいが故に悲しみを背負ってしまうのではないかと危うくなるのもあっちゃんの表現。
『さよならシェルター』をパレードで聞いてから、とっても好きになっている。
行く者と待つ者の観点があるからこそ、どちらでも想像できる。
35年前の彼らが聞いたらどんな顔をするだろう。
そしてこのツアーで珍しく披露されたのは『RAIN』だ。
ユータのベースが男の孤独と思い通りにいかないもどかしさを浮き彫りにしている。
ツアー2日目の横浜でこの曲を聞いてから『天使のリボルバー』をほぼ毎日聞くようになった。
そして本編ラストは『夢魔-The Nightmare』だ。
35周年と銘打っているが、やはりダークの代名詞であるこの楽曲は欠かせない。
アンコール1曲目で披露した『JUST ONE MORE KISS』は敢えてのアコースティックバージョンで演奏。
横浜、埼玉では『Coyote』が1曲目、2曲目がこの曲だった。
こういった周年のライブは懐かしい曲が盛りだくさんだと僕も期待していたけど、これが彼らの意向であり、常に最新を先を見ているからこそ初期の曲は入れていないのだろうかなんて考えていた。
セットリストに関しては誰もが同意するものなんてない。
横浜、埼玉とアンコールは『NATIONAL MEDIA BOYS』が入っていたのだが、『JUPITER』『Memento mori』に変わっていた。
初日にあっちゃんがヘマをしてしまったようで横浜で「今日はキメるぜ」と言ってたし、埼玉では途中イヤモニが調子悪くて歌えていない場面もあった。
苦悩の表情を見るのはこちらも心が痛むわけで、見たくても見れないし、歌を歌って助けることすらできない。
苦しみながら歌うより、安定を得る方がいい。
ってなわけで聞いた『Memento mori』はフロアが揺れるほど大盛り上がり。
生きることと死ぬことを考えていたら、途中で思い出した仕事の失敗なんか吹き飛んでしまった。
そして最後『鼓動』は、僕にとって復活の曲と考える。
どうしてもこの曲は2018年あっちゃんが年末に復帰を遂げた武道館でのライブを思い出してしまって込み上げてくるものがあるのだ。
そうやって、1曲ずつに思い出があることを振り返るとそこそこ長い僕自身の道のりなんだなと思った。
「パレードは続くよ」の言葉にこの先も道があることを信じている。
新しいアルバムの色はなんだろう?とか来年のバクチクはなにをするんだろう?とか。
楽しみが尽きないから僕はファンをやめられない。
命ある限り、彼らのことを信じてその列車に飛び乗るだけだ。
end