祖父母に会いに行った。
祖父はなかなかに小うるさい性格だ。
それは裏を返せば優しさの塊だ。
祖母がどこかに行くのを心配して叱る。
風邪をひいてしまうからと上着を着ろと言う。
僕にはわかる。
優しい人なのだ、祖父は。
祖母は、そんな祖父の姿が見えなくなると探しに行く。
僕に「お父さんはどこに行ったの?」と聞く。
すれ違う時はよくある。
祖母が良かれとした方が祖父を怒らせるなど。
もどかしい。
もう、僕の記憶には祖父母が昔どんな感じで話していたのかさえ忘れた。
でも、祖父母は信頼しあってるし、ここの拠り所なのはわかるんだ。
そんな2人が大好きだ。
end